「留学中に経験した面白い、変わった体験」高村真由(東華大学)

留学中に経験した貴重な体験は友人の家族と一緒に旅行に行ったことです。この友人とは言語交換アプリがきっかけで出会いました。彼女は以前日本の大学で脚本を書くことを学んでおり、課題を提出する際に日本語のチェックを手伝っていたため、そのお礼として、彼女の故郷である寧波に旅行に来ないかと誘われたことがこの旅行のきっかけでした。

基本的に交流する中国人は自分と同世代の人が多いため、自分とは世代が違う中国人と長く接する初めての機会でした。会う前は少し緊張し、うまく話せるかどうか心配になっていましたが、友人の家族らは私を温かく迎えてくれて緊張がほぐれたのを覚えています。友人の家族は私を駅まで迎えに来てくれて、その後、友人が祖父にお見舞いをするために親戚の家に訪れました。中国の昔ながらの家にお邪魔するのは初めてだったため、貴重な体験をすることができました。

また、お見舞いが終わった後は彼女の家に招待してもらったのですが、エレベーターに乗った時に画像1のようなラッピングが施されていてて、婚礼の時には住んでる場所にも装飾を施すと知っていましたが、実際に見るのは初めてでした。

 

画像1 エレベーターの様子

 

また、友人の父の手料理をご馳走になりました。寧波は海鮮でも有名な都市のため、生の蟹も食卓に並びました。中国では、まだ生の海鮮を食べたことがなかったのですが、とても美味しく、他の料理も味、見た目、どちらもまるでお店のクオリティでした。中国で手料理を食べるのも初めてだったため、非常に感動しました。

 

画像2 友人の父の手料理

 

その後は寧波の観光地に連れて行ってもらいました。そこでは友人の叔母が歴史的建造物について解説してくれるなど非常に貴重な時間を過ごしました。

 

画像3 寧波の観光地である韩岭老街

 

日本でも友人の家族と一緒に旅行する経験はあまりなく、中国で友人の家族と一緒に旅行できると思っていませんでした。自分が想像していたよりも家族と親戚の間に壁はなく、皆が家族同然に親しくしており、中国の人文化も感じることができ、非常に貴重な体験でした。また、日本と中国のおもてなしの違いを感じることができ、文化への理解へとも繋がり、非常に有意義な旅行となりました。