中国の文化や生活で変わった体験を書かれる方が多いと思ったので、私は大学の授業で感じた日本と異なる点をシェアしたいと思います。
1つ目は自分の意見や国についてよく聞かれる点。日本の大学では一方的に講義を聞く受け身授業がほとんどだったので、授業中に発言することに慣れていませんでした。そのため、留学に来て他国の生徒(特に欧米人)が積極的に授業に参加している姿を見て驚きました。どこの国の生徒も自分の国の歴史や文化を十分に理解しており、個人の意見をしっかりと持っています。いかに自分が世間の理解が及ばず、個人の意見が確立していないかと実感させられました。まだまだ苦手意識が強い分野ですが、後期では積極的に授業に参加できるよう頑張ります。
2つ目はグループワークや発表が多い点。日本では特別な課題の時のみグループワークや発表を行っていましたが、中国では高頻度です(ほぼ毎回)。グループワークは主に、教科書の内容理解・意見交換・調べ学習をします。教科書を読み込む際には内容を深堀・まとめる必要があるので、単に教科書の内容を理解するだけではなく、+αの中国語能力が必要とされてきます。またCityWalkという課外活動もありました。CityWalkはそれぞれグループに分かれて現地の方にインタビューをし、動画を作成・クラス発表するという課題でした。現地のリアルな中国語に沢山触れ、リスニング力を鍛えられるとともに、自分の中国語能力に自信がつくとてもいい機会になりました。
このようにワークを解くという課題よりも、圧倒的に発表の準備(パワポ・原稿作成・打合せ)など積極性を必要とする課題の方が多く、毎回非常に頭を使います。
語学留学ならではのカリキュラムではあると思いますが、授業形態が変わっていると感じたので今回この内容を取り上げました。慣れない点も多いですが、毎回新鮮な気持ちで楽しく授業を受けています。