「留学中に経験した面白い、変わった体験」市川桃子(北京語言大学)

私は冬休み中に、3週間ほど旅行に出かけました。旅行中にはいくつか変わった体験をしました。

 

  • 短時間のフライトでも機内食が出てくる

私は今回の旅行で計3回飛行機に乗りました。そのうち2回はフライト時間が2時間前後で、別々の航空会社の便だったのですが、どちらともサンドイッチと飲み物、お菓子が配られました。

これまで私は中国国内便に乗ったことがなく、日本の国内便では小さいお菓子や飲み物は配られたりするものの、短時間のフライトでサンドイッチまで出てきたことがなかったのでびっくりしました。

空腹状態で搭乗したときにはうれしいと思うのですが、離着陸体勢以外の時間が短く、サンドイッチが配られて半分も食べ終えていない頃からもうすでにゴミ回収が始まってしまっていて、慌ただしいので個人的にはサンドイッチはなくてもいいなと思いました。

 

写真①:1回目の飛行機で出たサンドイッチ。

 

写真②:2回目、この時はバナナと乳酸菌飲料もついていました。

 

 

  • 鉄道でも直行より乗り継ぎが安くなることもある

鉄道のチケットを取る時はいつも12306という中国鉄路のアプリを使用しています。

出発地から目的地まで直行の路線がある場合は、アプリ内で検索するとまず出てくるのは直行(直达)の路線情報です。しかし、乗り継ぎ路線(中转)も見ることができます。

冬休み前に鉄道を利用していたときは、直行路線情報しか見ていませんでしたが、今回の旅行では乗り継ぎ路線も見てみました。すると、基本的には乗り継ぎをしても同じ価格かむしろ高くなってしまうこともあるのですが、今回鉄道に乗る範囲で1箇所だけ乗り継ぎをした方が安くなるところがありました。

乗り継ぎの時間的に日付を跨ぐ必要があったのですが、ホテル代を考慮しても乗り継いだ方が安かったので、乗り継ぎ便を買うことにしました。

日本の長距離鉄道では、このようなことがあまりなかったので驚きました。

乗り継ぐことで自分の知らなかった土地に出会うこともできるので、今回のように長期休暇で時間がある場合は、乗り継ぎ路線を調べてみるのもいいなと思いました。