現在の留学生活について
復旦大学では、1月6日に期末テストが終わり、冬休みに入った。冬休みは2月25日までであり、約2か月の長期休みだ。寮に住む留学生の多くは寮から離れ、帰省、旅行に行っており、寮内の活気がない。また、今学期は、同じクラスで過ごしたクラスメートと仲を深めることができた。同じ中国語を学ぶ同士として、毎日顔を合わせてきたため、お互いをよく理解できる。先日は韓国出身の友達から、手作りの韓国料理を振る舞ってもらい、良い思い出となった。
中国春節
中国の今年の春節は2月中旬であり、国内での人の移動、観光地の様子がどのようになるのか気になる。1月上旬にいくつかの観光地に行ったのだが、どこも春節の準備をしていた。具体的には、主に龍のデザインの光る展示物を作成していた。国内の観光地は春節の際には、これらの展示物を見る人でいっぱいになるだろう。私は上海に住んでいるため、春節の雰囲気味わうために上海の街に出るべきか、しかし出てしまったら人の波に揉まれるのではないか、このような想像を膨らませながら、初めての春節をどのように過ごすか考えている。コロナ禍明けの春節は、中国の方にとってより重要な行事になるだろう。
中国人との交流
中国において、中国人との交流は非常に簡単である。なぜなら、中国人はよく人に話しかけるため、道に立っているだけでも交流が勝手に始まるからだ。中国で生活していると、多くの人に話しかけられるが、日本では他人に話しかけられることは滅多になかった。道を尋ねる人や、商売をする人、世間話をする人などから1日に何回も声をかけられる。例えば、中国国内に旅行に行った時、ある乗り物の乗り場を探していると、同じくそれを探している中国人の方に声をかけられ、一緒に探し、乗り場が見つかってからも数十分話した。また、観光地から地下鉄へ向かうための手段として、小さなバイクのような乗り物に乗った。その時も、運転手が次の観光地までの行き方や地下鉄までの道など、様々なことを教えてくれた。中国では、人々の会話の量が日本よりも多いと感じた。
中国では、自分が学んだ中国語を使って、様々な年代の方とたくさん会話ができる。一方で、日本語を勉強する中国人の学生は、他人に干渉しない日本では、交流が満足にできずに退屈に感じてしまうかもしれない。それほど、中国と日本では人々の距離が違う。