「中国人との交流(出会い方、交流の仕方)」市川桃子(北京語言大学)

 

  • 出会い方

学内で中国人学生と出会う方法は、主に日本語学科の学生との交流会です。学期中は毎週1回開かれていて、自由に参加することができます。約2時間の交流会で、参加している人たちと自由におしゃべりをする形式です。

また、留学生の友達が紹介してくれて中国人学生と知り合えたこともありました。

 

  • 交流の仕方

学内の交流会は参加さえすれば一度にたくさんの学生と知り合うことができますが、知り合った人全てと仲を深めることはできません。当たり前ですが、どの言語を使って交流するかにかかわらず、趣味が一致しているなど共通の話題がたくさんあればあるほど仲が深まりやすいです。私が参加した際にいた中国人学生にはアニメが好きな人が多かったのですが、反対に私はアニメに明るくなく、話題探しに困ることも多かったです。学内の交流会に参加したら、その日に喋った子たちとWeChatを交換するようにしていました。

WeChatを交換したはいいもののそれきりになってしまうことも多くあります。私は知り合ったばかりの人に対して遊びに誘うなど自分からアプローチすることが苦手なので、どうやって仲を深めるか悩んでいました。個人的にチャットをすることが苦手だったので、特定の個人宛ではなく朋友圈で「明日カフェで勉強しようと思っているんだけど、誰か一緒に行かない?」という旨の投稿をしたところ、WeChatを交換したはいいもののそれきりになっていた子から反応をもらえて、一緒にカフェで勉強したりおしゃべりしたりすることができた、ということがありました。少しずるいやり方かなとは思っていますが、それ以降趣味のことなど色々なことを朋友圈に投稿するようにしています。最近では、日本のドラマ『eye love you』について投稿したら、そのドラマを知らなかった子が観てくれて、今では一緒に毎週放送を楽しみにする仲になったということもありました。

 

積極的に自分から声をかけてみたりすることももちろん大事なのですが、留学に来たからといって急に自分の性格を変えるのは難しいので、これからも無理のない範囲で交流の機会を確保できたらいいなと思っています。