少し時間が経ってしまいましたが、一年間の留学生活が終わってしまったことが今でも信じられない気持ちです。多くの友達が「留学生活はあっという間だよ」と言っていた言葉を、今まさに身にしみて感じています。一年という時間は決して短くないはずですが、振り返ってみると本当に一瞬だったように思えます。
一年間の休学という決断をして行った留学でしたが、中国に行くという選択をして本当に良かったと思います。
慣れ親しんだ日本という土地を離れての生活でしたが多くの出会いに恵まれ、かけがえのない経験をすることができました。留学生活中多くの困難がありましたが絶えず支えてくれた友達には本当に感謝しています。彼らなしでは僕の留学生活は成り立たなかったでしょう。
そして、一番の大きな変化としては、留学後の自分の進路について深く考えるようになったことです。三年生というタイミングで休学をしていたので、元々は帰国後すぐに就職活動をする予定でしたが、この一年間を通じて、自分が本当にやりたいことは何か、将来どのようなことに携わりたいのかを考えるようになりました。
結論として、卒業後は中国に戻り、大学院に進学することを決めました。中国でのさらなる学びを通じて、専門知識を深めるだけでなく、国際的な視点から物事を考え、日中両国の架け橋となる人材になりたいと考えています。
最後に、この留学という機会を与えてくださった日中友好協会関係者の方々、受け入れて頂いた復旦大学の皆さん、応援してくれた家族、友人、その他関わって下さった全ての方にこの場をお借りして感謝申し上げます。
皆様のサポートがなければ、この一年間を充実したものにすることはできなかったでしょう。これからも感謝を忘れず前進していきたいと思います。