「留学する前のイメージと実際に留学してみて気づいたこと、新たな発見」芳賀 明里(北京語言大学)

12月に入ってからコロナに対する政策が一気に緩み、それまでどこへ行くにも提示を求められていた健康宝や行程卡も、今ではほとんど見せずに入れる様になりました。以前感染者が行った場所に行くと後から濃厚接触者としての疑いがあると連絡が来たことがあり、いつ自分が強制隔離になるか分からない不安と隣り合わせでした。今はその不安は無いものの、感染者数が急増しどこで自分も感染するか分からない不安があります。それでも以前より断然動きやすくなった上に、この移り変わりの速さを体験できるのは中国留学ならではと思います。

政府が新たな政策を発表してすぐに行程卡のサービスが終了。衝撃の早さに思わずスクリーンショットを保存しました。

さて、今回は留学してみて気づいたことを2つ紹介したいと思います。

1つめはカフェご飯やお惣菜パンは日本よりも高い場合が多いことです。例えばオムライスや、具沢山サンドイッチとコーヒーのセット、などの所謂カフェご飯は安くても日本円で1000円以上、コーヒー1杯でもチェーン店でなければ大体900円くらいが通常のように感じます。一方でよくある中国料理の餃子、肉まんなどは比較的安く手に入ります。

2つめは、デジタル化が進んでいる中、何かアプリに問題が起こった時にはアプリ上だけで解決できないことが多く、結局は電話したり証明書の写真が必要になったりすることです。私の場合はwechat payへ銀行カードの紐付けができないよう制限されてしまい、wechatへ問合せフォーム送信、スタッフと2回電話、資料提出などしてやっと使えるようになりました。まだまだ電話でのやり取りは難しいですが、電話でやり取りすることに前ほど抵抗が無くなっていることに気付き自分の成長を感じ嬉しかったです。逆に、電話して一生懸命訴えていると意外とすんなり解決することもあるので、これからの為に電話でさらに話せるよう頑張りたいです。

久々に外出すると街中はすっかり春節モードで、様々なうさぎグッズが売られています。

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