「中国で流行っていること、自身の関心のあること」芳賀 明里(北京語言大学)

10月末頃より大学付近でもついにコロナ陽性が出始め、最近大学の規制がより厳しくなっています。病院などの緊急時以外には外出できなくなってしまい、最後に外出してからもう1か月が経ってしまいました。

学内にある2箇所のPCR検査所のうちの一つ。教師、生徒、学内で働く全ての人々が一時期は毎日行わなければならなかったので常に行列でした。そしてずっと検査を行う大白(PCR検査する全身白い防護服の人を大白と呼びます)も大変ですね…。

外に出られないので気晴らしについついデリバリーを頼んでしまいます。食堂には生野菜サラダがほとんど無く、日本でよく食べていたコンビニのサラダが恋しくなりました。

寒い中、敷地内には昼も夜もジョギングする学生や外の卓球台で遊ぶ学生がいて、なんてアクティブなんだと見かける度に感心します。それを中国の学生に伝えると、実は体育授業の一貫で2学期中に80キロの距離をジョギングしなければいけないと、愚痴混じりに教えてくれました。走った距離や回数、残りの距離などはアプリに記録され見えるようになっており、日本ではあまり無いハイテクなやり方に驚きました。

フリスビー(中国語では”飞盘”と言います)

最近タオバオで個人的に好きな服のブランドがフリスビーを発売していたことや、芸能人がフリスビーで遊ぶvlogをアップしていたことで流行を感じました。知り合った中国人学生も空き時間には友達とフリスビーで遊んでいるそうです。

ファッションブランドが発売したフリスビー。可愛いデザインを見つけると自分もやってみたくなります。

ネット記事をいくつか調べたところ、現在のコロナ禍の気軽に旅行できない状況において、低コストで気軽にできる、場所を選ばない、人と密に接触せず交流できる、などのメリットが流行の背景にあると書かれているのを見ました。まさに学校から出られない中、フリスビー1つあれば友達と気軽に楽しめる上に運動にもなります。最近はあまりの寒さで外で何かをすることができないので、暖かくなったらやってみたいです。

 

フリスビーの流行について書かれた記事はこちらを読みました↓

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1744267412325217373&wfr=spider&for=pc

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1742320706133854365&wfr=spider&for=pc

http://wzrb.wzljl.cn/pc/content/202207/15/content_30710.html

中国茶

最近は毎日色々なお茶を飲み比べています。以前より中国茶に興味があり、11月11日前後に行われる双十一セールの機会に色々と買ってみました。

同じ白桃烏龍茶でもブランドによって味が違って飲み比べが楽しいです。薏仁紅豆茶は小豆とハトムギの種子で、日本でいう玄米茶や黒豆茶のような穀物のお茶と似ています。寒い冬に体を温めるのにぴったりな、ほっとする味です。

 

中でも凤凰单丛茶(烏龍茶の一種)12種セットは、店主が執筆した52ページにもわたる立派な研修日記もついてきました(ついてきたのは1巻で、連絡すれば2巻もいただけるそうです)。

まだ最初の部分しか読めてないですが、凤凰单丛茶の歴史や茶葉が育つ環境、淹れ方、香りについてなど、無料でいただいて良いのか戸惑う程知識がぎっしり詰まっています。お茶への愛が伝わってなんだか嬉しくなりますし、分からない単語を調べて少しずつ理解しながら飲むお茶は一味違う気がしました。いつかこちらの茶園に行ってお話してみたいです。