「オンラインでの留学生同士の交流方法」西藤光祐(北京第二外国語学院)

10月末に期中考试があり、少し慌ただしい月になりましたが、なんとか乗り切ることができました。そして9月から新学期が始まりもう半分が過ぎたと思うと、本当に今の時間を大切にするべきだなと感じています。オンラインでの留学生活は残り2か月となりましたが、後悔しないように頑張っていきたいと思います。

さて、今回のテーマである「オンラインでの留学生同士の交流方法」についてです。最近あった授業中での留学生同士の交流として「讨价还价」を実際に留学生同士で行ったことです。「讨价还价」の意味は日本語で「値引き交渉をする、値段の掛け合いをする」という意味で実際に留学生同士が店員と客になりきり行いました。この交流が意外と盛り上がり、留学生によって「讨价还价」の特徴が見えたので興味深く、印象に残ったのを覚えています。

その他の交流としては、留学生同士がwechat上でグループに分かれて、「教科書に沿った問題と答え、誰が質問をして誰が質問に答えるか」を各グループで考えます。その後、授業中にグループ同士で質問しあうという活動です。私のグループでは授業のことについて質問しあったりなどはしていますが、まだまだ活発な活動はほとんどありません。

wechat上での会話

作文の授業の様子

このようにオンラインでの留学生同士の活動はまったくないわけではありませんが、個人的には物足りないなと感じています。また留学生同士で個別にwechatを追加して、話したりしています。しかし、オンラインでしか会えないのと、それぞれの国によって時差や中国語にも差があったり、私のクラスでは働いてから授業を受けたり、子供を抱えながら授業を受けたりしていたりと、留学生によってもそれぞれの事情があるので、その中でのオンライン交流はまだまだ問題点は多くあるなと感じています。やはり現地と比べてしまうことが多くありますが、オンライン独自での交流方法をこれから考えていく必要があるなと感じました。また今回のレポートのテーマは私自身も何か良い交流方法を考えていくきっかけになったと思います。