「大学、授業がない時、休日の過ごし方」三村美月(北京語言大学)

10月、長い隔離生活がやっと終わり、北京語言大学での新生活が始まりました。秋が北京の1番美しい季節だと聞いたことがありますが、そんな季節に北京での生活を始めることが出来たことをとても嬉しく思います。

北京語言大学のキャンパス

授業は相変わらずオンライン授業で、日本にいた頃と変わったことは特段ありません。生活面では、ルームメイトが日本人ということもあり、大きなトラブルも無く、比較的ストレスの少ない日々を過ごしています。寮のスタッフさん達はとても優しく、平日は毎朝部屋を掃除しに来てくれます。負担だと感じることは、定期的に校内のpcr検査所にpcr検査をしに行き、それを留学生のグループで報告しなければいけないことです。

私は取っている授業が少ないので、平日でも元気があれば大学の外に出ることが多いです。大学周辺を散歩していると、中国の交通マナーの豪快さに驚くことも多々ありますが、北京の街がとても美しく整備されていることにも気が付きます。先日散歩していた際に、30分ほど歩いてたどり着いた元土城遗址公园も、本当によく整備された美しい公園でした。公園全体の美しさもさることながら、外にあるにも関わらず、私達が住む寮のトイレよりもずっと綺麗なトイレを見た時はとても驚きました。

元土城遗址公园の川とトイレ

休日は、土日のどちらかは普段の授業の予習復習の時間に当て、どちらかは大学の外に出るようにしています。北京は多くの観光スポットや、デパート、公園などがあるので、行く場所には困らないところが良いところです。先日は、北京動物園に行きました。北京動物園は予約制で、Wechatで予約をすると、現地に行ってQRコードをスキャンするだけで園内に入る事が出来るのでとても便利でした。値段は、動物園の入場券が15元、パンダ館の入場券も含めると19元でした。入園するとすぐ、パンダ館があり、たくさんのパンダに会うことが出来ました。以前東京の上野動物園でパンダを見た時は本当に一瞬のことだったので、初めてまじまじと見るパンダは驚くほど愛らしく、写真や動画を撮る指が止められませんでした。私の家族や友人にはパンダ好きの人がたくさんいるので、彼らにも早く実際にここに来てパンダに会って、この感動を感じてほしいと心から思いました。