今回は、私が留学している北京外国語大学について紹介したいと思います。まず、私がこの大学を留学先に選んだのは、清代の歴史的遺産が多い北京に行きたかったことや、日本語学科があるため相互学習の相手が見つけやすそうなことなど、いくつか理由がありました。中国人の友人曰く、北京外国語大学は日本でいう東京外国語大学のような位置づけだそうです。以下に、実際にオンライン授業を受けてみて感じた大学の特徴(良かった点)を挙げてみようと思います。
1つ目は、細かくクラス分けされることです。学期が始まる前にオンラインでクラス分けテストが行われ、A~Hクラスまであります。細かくクラス分けされており、もし授業を受けてみて自分のレベルに合わないと思えば1つ上、1つ下のクラスに移動することもできるので、自分のレベルにあった授業を受けることができます。
2つ目は、授業開始時間が遅めなことです。1日に110分(中間の10分休憩を含む)の授業が2コマありますが、1時限目でも午後2時からなので、朝が弱い私からするととてもありがたいです。
3つ目は、連絡スピードが早いことです。留学延期の件で何度か大学の留学オフィスと連絡を取る必要があったのですが、メールを送ってから1時間以内に返事が返ってくることが多かったです。
4つ目は、先生方が優しいことです。春学期と秋学期を通して9人の先生の授業を受けましたが、どの先生も優しいので、質問や発言がしやすいです。春学期の担任の先生は、春学期が終わってからもいつでもWeChatで連絡していいよと言ってくださり、春学期のクラスチャットでは今でも時折クラスメートと先生がチャットしています。
残念なことに1年を通してオンライン授業を受けることになったため、大学を選んだ理由である、北京に行って歴史遺産を見たり、現地の学生と交流したりすることは叶いませんでしたが、私はこの大学を留学先に選んで良かったと思っています。