「日本と中国、似ているところ、異なっているところ」西藤光祐(北京第二外国語学院)

オンライン留学を開始してから、半年がたちました。現在、現地留学ができるようになったことは、大変嬉しい知らせだなと感じています。私は金銭面の問題や大学を休学しているのと就職活動もあるので、後期も引き続きオンラインでの留学を頑張っていきたいと思います。

似ているところ

似ているところは、やはり同じ漢字圏なので「文字」の部分がかなり似ているなと感じています。似ていてい良かったこととして、勉強し始めの頃は取っ掛かりやすいという利点があります。例えば基本的な文法などを勉強すれば、簡単な中国語の文章は読めるようになります。他にも中国語の文章を読んでいると、日本の漢字と似ている漢字が出てくると、何となく意味を推測することができます。しかし、注意が必要なのが似ている漢字で全く意味が違う漢字です。例えば「愛人(爱人)は、日本語ではあまり良くないイメージだと思います。しかし中国語では配偶者の意味を指します。これは中国語を勉強していて難しいところでもあり興味深い点だなと感じています。

異なっているところ

異なっているところは、かなり思い浮かびました。その中でも特にメッセージアプリでのコミュニケーションの方法に大きな違いがあるなと感じました。具体的には中国人の方はボイスメッセージを多用することです。日本人であれば、ほとんどボイスメッセージを使いません。そこで中国人の方になぜボイスメッセージを使うのか聞いたところ「文字より音声の方が楽だから」「相手の感情が分かりやすい」などの理由がありました。この理由を聞いて確かに音声の方が圧倒的に楽だなと感じました。特に長い文章であれば、手間がかからず楽にやり取りすることができると感じます。逆に日本人は恥ずかしさが勝ってボイスメッセージを使わないのかなと思いました。

今回、このテーマを考えていくとそれぞれの国の性格なども関係していて、大変興味深かったです。今後このように日本と中国で異なっていることや似ていることに対して「なぜと疑問を持つこと」は大切だと思いました。