2月に中国政府奨学金留学生として内定をいただいてから、現地に行けるか不安の日々だった。この2年間、中国は留学ビザを再開していなかったため、今年も厳しいじゃないかと思っていた。私は中国留学が夢であり、どうしても現地で留学をしたかったため、今年もビザが再開されなかったら延期をするつもりだった。しかし6月に協会の方から、「今年は留学ビザが再開されます」と伝えられ、うれしくも不安な気持ちは続いた。そしてついに8月23日、中国大使館から正式にビザ発行の通知がおり、やっと安心した。私は実際に中国へ行って留学出来ることに、やる気にあふれており、存分に楽しむつもりだ。
さて、留学に向けて私が取り組んでいたことは2つある。1つ目は発音練習だ。私は話すことは得意ですが、中国の東北地方の方言が入りすぎていると常日頃言われている。だから今回の留学の都市も方言を直すために北京一択だった。このなまりを直すために、私は中国の普通话が使われているドラマをたくさん見て、ドラマと一緒に発音練習をした。私が一番好きで、一緒に練習をしているドラマは「甄嬛传」だ。このドラマは中国の皇帝時代のお話であり、使われている中国語もとてもきれいである。そしてこのドラマの影響で渡航後は一番に故宮に行こうと考えている。2つ目は書く練習だ。私はHSK6級の取得に向けて勉強に励んでいる。しかしHSK6級には中国語で400字程度要約する問題がある。私はここが一番苦手で、文章を書いていると漢字が分からなくなってしまう。そこで私は参考書を買い、要約の練習をしている。少しずつ練習をしていると、漢字はもちろん、文章の暗記力も上がった。本番では暗記して要約しないといけないので、引き続き練習して、合格を目指す。
中国留学は楽しみなぶん、様々な困難に当たるかもしれない。何事もよい経験と思い、充実した留学生活にしたい。そしてこれからの自分の人生に大きな影響を与えられるよう精一杯頑張ろうと思う。