日中友好協会から中国政府奨学金奨学生採用通知が届いた時、私は心から喜んだのと同時に、不安に感じてしまった。私はネイティブの話していることはほとんど聞き取れない。それで留学に行っても大丈夫なのだろうか。そんな不安から私は留学前に「听力」と「口语」を重点的に伸ばそうと考えた。私が留学するにあたって、準備したことは大きく2つである。
1.留学に向けて取り組んだこと
1つ目は短期オンライン留学をしたことである。春に北京語言大学のオンライン留学を1ヶ月、夏に復旦大学のオンライン留学に10日間参加した。このオンライン留学は良い点しかなかった。特に1番よかった点は、中国の大学で授業中によく使うフレーズや授業のスピードに慣れたことである。最初は8割ぐらいが聞き取れなかったが、一週間もすると先生がこういうことを言っているのではないかとなんとなく予測できるようになった。
2つ目は日中友好協会のオンライン相互学習発表会に参加したことである。それは1ヶ月間中国の大学生と相互学習し、最終日にスピーチをするイベントである。私は2回参加し、中国のリアルな生活を聞くことができた。相手の言っていることがわからないことが多く、悔しいという気持ちが中国語を学ぶモチベーションになり、かなり充実した時間だった。
2.留学に向けての思い
7月から8月の間に中国への渡航の可否が何度も変わり、とても不安に感じていた。私は中国現地で学びたいという気持ちが強いため、大学と何度も相談し、オンラインで受けてから9/12に中国へ渡航することになった。
現地では日常会話だけだはなく、自分の考え方を論理的に説明出来るぐらいのレベルを目指す。また、中国の食文化について興味があるため、食文化を中心に中国文化を体験したい。そして、中国の大学生に今何が流行っているのか、どんな生活を送っているのか、日本についてはどのようなイメージを持っているかなど、意見交換するつもりだ。そのために、積極的にクラブ活動やイベントに参加していきたいと思う。中国現地で留学できる貴重な機会なので、今回の留学を絶対に実りのあるものにしたい。