私は、2021年度奨学金生で昨年の前期までオンラインで授業を受講していました。しかし、後期の初めに大学と行き違いがあり授業を2022年度に延期することとなりました。はじめは落ち込みましたが、今では良い経験をしたと思っています。そこで今回のレポートでは、オンライン授業受講後の自分の中国語力の変化と半年間について振り返ってみたいと思います。
前期は、平日の授業のほかに、復習、単語暗記、試験対策など個人の目標のもと日々勉強に励みました。中国語に触れる時間が圧倒的に多くなったため、全体的に力をつけることができました。オンラインで発言の機会が少なかったこと、友人を作りにくかったことは少し残念に感じました。
後期は、授業もなく仕事も辞めていたため自由な時間が大幅に増えました。私は飽き性な性格のため、様々なコンテンツと中国語を絡め学習することにしました。特に私がハマったのは、中国ドラマと編み物です。これまで話数が多く敬遠していたドラマは“王一博”が大好きになり、今では彼が出演しているドラマ、バラエティーなどをメインに見ています。彼が一躍有名になるきっかけとなった【陳情令】はイケメン俳優が多く、私が中国ドラマにはまるきっかけにもなりました。イケメンの力は偉大ですね。
また、コロナで旅行することもはばかられたためおうち時間が増え、手芸にも手を出しました。祖母が得意だったこともあり【鍵編み】に挑戦したところ、楽しすぎて衝撃を受けました。鞄や帽子、姪にビスチェを作りなど編み物の腕もしました。今はあみぐるみを作るのが特に好きです。中国語が関係ないように見えますが、Youtubeに中国語で編み方を紹介している動画があり、それを見ながら編み進めているため編み方の勉強だけでなく、中国語の学習にもなっています。
昨年とは違い中国への渡航がほぼ確実になっており、以前のように自分の趣味などを優先することはできていませんが、現地で学べることがとても楽しみです。1年後に振り返ったときに、充実感を得られるよう日々の困難も楽しんでいきたいと思います。