2022年度の中国政府奨学金留学生として合格し、北京語言大学への留学が決まりました。コロナ禍の渡航に対する不安や、オンライン授業よりも現地で対面授業を受けたい思いから半年間延期を考えていた所でしたが、本格的にビザ再開し、大学から延期不可と連絡を受け急に「現地留学」が現実味を帯びてきました。
先月会社を退職し、1人暮らしの家から実家へ引越しました。引越し準備、役所関係の手続きやビザ申請準備、渡航情報の収集などに追われ7〜8月はバタバタと過ごしました。これまでは仕事から帰ってから中国語の勉強をしていましたが、「勉強」が生活の中心になる大学生に再び戻れると思うと貴重な機会をいただけて本当にありがたい気持ちです。
中国語はこれまで学校で習った経験が無く、好きなドラマやバラエティー番組などのエンタメコンテンツやHSK対策本などを使用して独学してきました。中国には一度も行ったことがないので、日本であまり聞かない音楽や面白い食文化に触れる度、自分のイメージしている中国と実際の中国がどれだけ違うのか、どんな空気感なのかなど早く知りたいです。
数日前より北京語言大学のオンライン授業が始まりました。できれば最初から対面授業を希望していましたが、やむを得ず先にオンライン授業→渡航し隔離完了後に対面授業となります。当たり前ですが単語の意味を説明するのも全て中国語で行われ、1コマ約2時間、びっしり中国語漬けです。頭がパンクしそうになりながらも、たった2時間で確実に身についている実感もありました。
授業を受ける中で、中国語で「話す」ことに慣れていないことを痛感しています。今後はピンインを覚えることに注力し、現地へ行けたら会話や積極的に発言していくことに力を入れて行きたいです。
渡航はまだ数週間先になりそうなので、それまでオンライン授業でしっかり勉強しながら必要なものを揃えて行く準備を整えます。隔離やコロナ禍の制限に不安でいっぱいですが、何が起こっても楽しんで体験していきたいと思っています。大家北京见!