「留学中に取り組んだ日中友好活動」黒田稔子(北京語言大学) 

私が留学中に取り組んだ日中友好活動は主に2つある。1つ目は、日中友好協会主催の人民中国という会社に訪問したことだ。人民中国の社員の方から『人民中国』の歴史や工夫している点について説明していただき、1時間ほど中国と日本のことについて自由に意見を交わした。その後、実際にゲラ校閲、脱字誤字の修正作業、ツイッター記事の編集などを見学・体験させていただいた。実際に日中間で働いている人の話を聞き、言葉1つ1つから配慮し、日中の架け橋になることの大変さを実感した。また、私たちが知らないだけで、日中の友好のために、様々な活動があることを知ることができた。

訪問した【人民中国】

2つ目は、北京語言大学で、日本人学生と中国人学生のおしゃべり会の開催を手伝い、毎週参加したことである。これは大学が提供しているものではなく、私の友達が自主的に開いていたものである。その友達と前期中は相互学習をしていたのだが、後期からは人数を増やし、おしゃべり会をすることになった。おしゃべり会に必要なアンケートの日本語の添削をしたり、知人やグループに宣伝する手伝いをした。最初は10人くらいで行っていたが、最終的には20人以上集まり、多くの日本人と中国人が交流する場所になっていった。

こうした日中友好活動によって、中国の様々な情報を知ることができ、また日本について考える機会にもなった。日本の大学に帰ったら、私の友達のように主体的に日中友好活動をしていきたいと思う。