「留学中に取り組んだ日中友好活動」藤岡真菜(北京語言大学)

気づけば7月に入り、帰国日が近づいてくる中で残された時間に何ができるか考えた時、日本の魅力を少しでも多くの人に伝えようと思いました。北京語言大学は中国語を勉強しながらも日本のアニメやご飯、などが好きな中国人以外の学生が多くいることもあり、私も日本のアニメが大好きなので好きなアニメを紹介したり、逆に紹介してもらったりなど、中国語で日本のアニメについてたくさん語り合いました。中国語で趣味について話せていることに対してもすごく喜びを感じ、また日本のアニメの偉大さを改めて感じました。また、日本に旅行に行くと言うが学生もいて、私が生まれ育った大好きな日本に興味を持ってくれて嬉しい気持ちと誇らしい気持ちでいっぱいになりました。また日本でも会えたらいいなと心から思いました。

北京にきた時は本当に中国語が話せるようになるのだろうか?何か得られるものはあるのだろうかという不安もありましたが、多くの人の協力の下たくさんの経験をさせていただき、困難に直面した時の臨機応変さ、そして人への感謝を毎日感じさせられる留学となりました。1人ではこの10ヶ月耐えられないと思うことでも、周りの皆様の語学の協力はもちろん、語学以外での協力もあり精神的にも助けられました。そして1番肝心な中国語も来た時よりはるかに上がったと思います。また様々な観光名所を訪れ、この場所ができた経緯、歴史などを知る上でさらに中国についての興味も深まりました。中国の伝統楽器や、お茶、中華料理などなど書ききれないほど多くのことを体験でき、人生で1番思い出に残る、また精神的にも成長できた10ヶ月になりました。

コロナを挟んで初めての中国留学再開は良いことも悪いこともたくさんありましたが、この経験が今の私の支えとなり、以前の私より強くなった私で中国と日本の役に少しでも立つことができればと思います。そしてこの経験がこれから留学する皆様の役にも立てればいいなと思います。

日中友好協会の皆様、そして現地で仲良くしてくれた友達たち本当にありがとうございました。

帰国前に蘇州と上海を旅行した写真です。最後にお世話になった友達達と旅行できて幸せでした。