私が暮らしているのは中国の首都・北京市です。北京市は中国の明朝と清朝の首都があった都市で、歴史ある建造物や中国の歴史にとって重要な意味を持つスポットがたくさんあります。それと同時に、現代の中国を代表する建物なども集まっています。
また、私の学校は北京市の中でも海淀区というまちにあります。海淀区には多くの大学が集まっており、レストランやショッピングモールも学生向けのものが多い印象です。有名な観光地、例えば故宮や頤和園へのアクセスも良く便利な場所だと感じています。私たちの学校から一番近い遊び場は「五道口」で、比較的大きなショッピングモールやカフェ・バー、雑貨屋さんなどがあります。私は、中国料理以外のものが食べたくなったら(デリバリーを頼む以外の手段として)ここを訪れます。美味しいパン屋さん、コーヒーショップ、韓国料理店、お寿司屋さん(これは日本人にとっては美味しい!とは言えないかも…笑)などが揃っています。海淀区の学校へ留学する方はぜひこの場所を覚えておいてください!
6月22日は中国の端午節でした。学校ではちまきを作るイベントがあり、いつもは校内のレストランで働いているコックさんたちが私たちにちまきの包み方を教えてくれました。中国のちまきは北方と南方で味が違うそうです。基本の形としては、もち米を具材と一緒に笹の葉で包み、蒸したもしくは茹でたものです。北方のちまきは甘い味付けで、小豆やデーツの実を使って作ります。私たちが作ったのはこの北方の甘いちまきで、甘ったるすぎないおはぎのような、ほっとする味でした。対して南方のちまきは肉を使ったご飯系のちまきで、日本で食べる米粒が残っているちまきはこっちの味に近いのではと思います。日本でこどもの日にちまきを食べる文化も、中国から伝来し平安時代にはすでに浸透していたものだそうです。中国の伝統を感じた1日でした。