五月もあとわずかになり、留学生活も残り一か月ほどとなった。5/20に私の大学では国際文化祭が開かれ、私は日本人代表として旗手や、展示台での代表を務めた。様々な方が参加してくれ、とても良い反響だった。私もいろんな国の文化を体験でき、とても貴重な体験であり、一生の思い出となった。そしてこれから留学生活最後の期末テストが始まる。これが終了すると悲しくも北京師範大学での留学生活はすべて終了する。
さて今月は私の留学している北京師範大学の特徴、自慢、魅力などを紹介したいと思う。私が留学している北京師範大学は北京の中心地でもある海淀区にあり、二环内にある。学校の付近は公共交通機関が全てそろっており、北京の有名観光地である前门,天安门,南锣鼓巷などに行くにも便利な場所に位置しているといえる。私も土日になるとバスなどを利用して出かけに行っている。
私が思う北京師範大学の一番の魅力は、日本人留学生が非常に少ないところだ。日本人留学生が少ないぶん、不安が多いと思う方もいると思うが、いろんな国の友人ができ、またすべて中国語で交流できる利点がある。私も最初は同じ国の友人が欲しいと思っていたが、留学していくうちに校内で中国語を使って交流する機会が本当に多く、師範大に来てよかったなと思った。また、留学生向けの文化体験プログラムも豊富である。私も漢服を着て詩を読む活動や、お茶の体験、貴州へ無形文化遺産の勉強などのプログラムに参加した。実際に参加してみて、授業だけでは学ぶことのできないことを学び、様々な先生や、学生とも知り合い、中国の新たな一面をみて自分の考えや視野を広げられたと思う。
次に北京師範大学の自慢をしたいと思う。学校の校内には食堂が8つほどあり、様々な料理を楽しむことが出来る。中華料理や火鍋、日本食、韓国料理まである。また、校内にはパン屋やケンタッキー、蜜雪冰城,瑞星,NOWWAなどの今中国で人気を博しているお店が多々ある。様々な種類があるため私自身あまりデリバリーをせず、学校の食事を楽しんでいる。また、毎月様々なお花を見ることが出来る。学校は校内の雰囲気を大事にしているため、季節に沿って様々なお花を植えている。これも師範大の自慢だといえる。
最後に北京師範大学の授業について紹介したいと思う。師範大だから授業が難しいと思っている人も多いようだが、幅広いクラス分けがあるため自分の語学レベルに合わせて授業を受けることが出来る。必修授業はリーディング、リスニング、スピーキング、新聞の4つがあり、これ以外にもほかの学科の授業を旁听することもできる。授業中は生徒と先生の交流も多く、授業外は予習復習も必須で、自分の語学力を上げたい方にはぴったりだと思う。内容がわからなくても先生が丁寧に優しく教えてくれるため、心配せずに授業に参加することが出来る。
このように北京師範大学には様々な魅力、特徴があり、他大学には負けないぐらい自慢できるところがいっぱいある。中国留学にきて約9か月になるが、一度も師範大を選んで後悔したと思ったことはない。残りの生活も積極的に様々なことに参加し、悔いのない留学生活を送りたいと思う。
皆さんもぜひ北京師範大学を留学にきてください。