「蘭州大学の特徴とオンライン留学生活」石井杏奈(蘭州大学)

蘭州大学の特徴

教育部直属の全国有数の重点総合大学の一校です。科学基礎研究が強みであり、また、応用研究の範囲も広く、多数の国家級及び省級等の科学技術成果賞を獲得しています。中国西北地区の地方経済社会の発展に立脚した教育サービス事業に特徴を持ち、中国西部の環境と生態保護に関する研究や西北少数民族文化に関する研究が盛んです。2017年9月には、「双一流」構築大学に選出されました。

オンライン留学生活

授業では、『Boya Chinese: IntermediateⅡ』という教科書を使っています。クラスメイトの国籍はベトナム、カンボジア、エジプト、タイなど様々です。今のクラスで日本人は私1人だけです。基本的に授業は、教科書の内容に沿って勉強します。本文を読むときと、練習問題の答え合わせをする時は先生が生徒を指名するので、指名された時は答えます。また、後期の授業では2回発表がありました。

グループ発表の各班のテーマ

1回目は国の文化を紹介するというテーマでグループ発表をしました。グループメンバーの出身国から紹介する国を決めなければならないというルールがあり、私のグループでは日本を紹介しました。

個人発表のクラスメイトの発表テーマ

2回目は、個人発表でした。テーマは歴史のある場所紹介で、私は京都にある平等院鳳凰堂を紹介しました。インターネットで平等院鳳凰堂を調べていた時に、YouTubeで平等院鳳凰堂を紹介している中国人の方の動画を見つけました。その方のYouTubeチャンネル名は、『社長劉洋CEO RYO-YO』です。日本の文化や歴史などを紹介しています。中国語の勉強をするのに良いチャンネルだと思うので、気になった方はぜひ調べてみてください。

留学生は、4月に“学术活动”という活動があり、特別授業を受けます。活動は1~3までありますが、オンライン留学生は活動1のみ参加ができました。この授業の参加は自由参加でした。5月12日には体育祭がありました。私はオンライン留学生のため参加していませんが、大学にいるクラスメイトは体育祭に参加していました。オンライン留学生は、体育祭がある日は授業が休みでした。

引き続き授業の予習と復習をしっかりして、中国語の勉強に励みたいと思います。

授業で使用している教科書

学术活动の活動1の内容

<参考サイト>

SciencePortalChina,『蘭州大学』https://spc.jst.go.jp/univorg/university/u0091.html(2023年5月28日参照)