私が思う日本と中国の似ているところと異なっているところを紹介したいと思います。
似ているところ
・成語
中国には成語という漢字4文字から成る言葉があります。(多くは4文字ですが、5文字や7文字以上の成語もあるそうです。)
例えば、成語の『入乡随俗』は、『郷に入っては郷に従え』の意味です。また、『忍无可忍』は『堪忍袋の緒が切れる』の意味です。
四字成語には、自由自在,卧薪尝胆,外柔内刚,空前绝后などの言葉がありますが、これらは四字熟語の自由自在、臥薪嘗胆、外柔内剛、空前絶後と同じ意味です。漢字は違いがありますが、とても似ているので四字熟語の意味を知っていれば、意味が分かると思います。
異なっているところ
・調味料
中国料理では、花椒や赤唐辛子など日本料理ではあまり使われない調味料が使われています。数ある調味料の中でも気になる中国の調味料があります。それは、お酢です。中国料理店に行くと、よく『镇江香醋』という名前の黒いお酢を見かけます。中国人の友人の家に行った際にもこのお酢がありました。
・日本の制服
中国では、日本の女子高校生の制服とても人気だそうです。中国のアプリ小红书で『JK』と検索をすると制服を着た人の写真がたくさん出てきます。中国人の友人によりますと、高校生に限らず高校生以外の人も制服を着て外に出かけることがあるそうです。高校生以外の人も私服として制服を着て遊びに行くというところに日本との違いを感じました。
・プリクラ
日本人は友人と遊ぶときにプリクラを撮ることがありますが、中国では友人と遊ぶ際にプリクラを撮ることは一般的ではないそうです。3人の中国人留学生の友人それぞれと一緒にプリクラを撮ったことがありますが、3人ともあまりプリクラを撮ったことがないと話していました。また、中国にはプリクラが少ないそうです。今後中国に行った際には、中国のプリクラ機を探してみたいと思います。
・食事
日本料理を食べる時は、1人1つの料理を食べますが、中国人の友達と中国料理を食べに行った際は、いくつかの料理を注文して、シェアをして食べることが多いです。烤鱼や火锅など皆で食べられる料理が多く、また単品料理でも量が多いのでシェアをして食べます。中国料理店に行った際に、中国人の方々が料理をシェアして食べているところをよく見かけます。
また、中国料理には鸭舌(鴨の舌)や肉松(肉でんぶ)など日本料理にはない食べ物がたくさんあります。先日、肉松をまぶしてあるポークフロスケーキを初めて食べました。美味しかったです。
異なっているところを発見することで自文化との違いを認識でき、自文化について改めて考えることができるため、いつも異なっているところに着目をしています。似ているところにも着目をして、中国人の方と交流をしたいと思います。
授業で学ぶ単語に難しい漢字や、初めて見る単語があるので、しっかり復習をして覚えたいと思います。