「中国語の勉強方法」河本希歩(北京語言大学)

前回のレポートでは、ビザ申請のために必要な資料集めに苦労したことを話しましたが、日中友好協会の方や現地にいる同じ奨学生の方々に協力していただいて、今月はなんとか欲しい資料を受け取ることができ、やっとビザの申請を終えることができました。メールやWeChatで何度も働きかけたのになかなか届かなかったことが、現地から大学へ直接働きかけていただいたことで非常にスムーズにやり取りが進みました。連絡はとれていたのでなんとかしようと一人でアプローチを続けていましたが、もう少し早く手を借りるべきだったと今は感じています。ビザ申請の予約がかなり混んでいて、想定より時間はかかりましたが、4月に渡航することが決まりました。渡航できる期間が非常に短くなってしまった分、後悔なく過ごせるよう、より積極的に動いていきたいと思います。

そして今回のテーマは中国語の勉強方法についてですが、今は授業での勉強を軸におき、中国語の学習を進めています。授業の課題や予習・復習はもちろんのこと、授業で特にわからなかった単語や苦手意識が強い単語を単語帳にまとめて何度も見返したり、発音が特に苦手であると感じるため、細かい声調を意識しながらかなり意識的に音読練習を行なったりしています。これらはかなり基礎的な学習だと思いますが、学ぶことが増えていくと同時にこういった基礎的な部分をしっかり繰り返していくことが重要であると日々感じています。

またオンライン留学ということで中国語を耳にする機会が少ない分、中国ドラマを見たり、中国の音楽を聞いたりと、日常的に中国語に触れる機会を増やすよう意識して過ごしています。他にも授業で地方の生活にフォーカスしたドキュメンタリーを見たのですが、中国語の学びになるだけでなく、現地の生活や文化についても学べるため、良い勉強になるのではないかと感じました。YouTubeでもそういったドキュメンタリーを見ることができるので、日本からでも気軽に挑戦できる勉強方法ではないかと感じます。

引き続き春学期の学習が充実したものになるよう、頑張っていきたいと思います。