特別変わった勉強法はないため参考になるかはわかりませんが、今回は私なりの中国語の勉強法を紹介したいと思います。現在私はHSK5級をもっており、華東師範大学では中級の一番上のクラスを受けている状態です。
留学で最も大切なのは授業の予習復習だと思います。当たり前かもしれませんが、前期の授業を通して特に予習の大切さを強く感じました。予習なし、授業内容が全くわからない状態で授業に臨んでしまうと、一つ一つの情報が新しくて処理が追いつきませんでした。しかし、ある程度分かった状態で授業を受けるとわかっているところは復習かつ確認ができ、わからない部分に集中できる、なにより教材にのっていないようなコツや語感など先生からの補足情報を取り込む余裕ができます。
前期の反省から、後期はしっかりと予習復習に取り組んでいますが、それぞれの授業で新しく覚える単語や構文が多く、意外に毎回時間がかかって大変です。
授業以外では、苦手としているリスニングの力を鍛えるために、授業教材の付属CDをスマホに移し、移動の際に聞くようにしています。無理に聴くのはストレスになるので、それ以外では好きなドラマやバラエティ番組など気に入った中国語のコンテンツがあれば、休憩中などに見るようにしています。
また、5月には初めてHSK6級の受験を控えているということもあり、語彙力の強化に取り組んでいます。その際、実際に声に出して覚えるようにしています。黙読より時間はかかりますが、自分で出した音を聞くことで口と耳で覚えることができている気がします。また、例文でその単語の使い方や特徴的な構文、気になる表現を見つけられることも多く、単語量だけでなく表現の幅を広げられることもあり、個人的に単語帳での勉強は楽しいです。
留学開始前から目標として掲げていたHSK6級合格を留学期間内に達成できるよう、継続して頑張りたいと思います。