対面授業再開
2月27日の始业教育(オリエンテーション)より、遂に玉泉校区での対面授業が始まりました。今学期私が所属する5班は総勢22人と、前学期の約4倍も学生が集まり、まるで中学・高校の日々に戻ったような賑やかで活気ある環境の中、授業を受けています。まさに思い描いていた「中国留学」「異文化交流」がここにあるようです。
また、以前に不安視していた紫金港校区からの電車通学についてですが、心配性のあまり始発に乗って施錠された教室を前に1時間待ちぼうけをくらった授業初日以降、段々とペースを掴んできたように思います。ただ、朝8時からの授業の日は、朝6時には起床しないと遅刻の危機ですし、中国は日本と違って時刻表がなく「次の電車まで○分」といった風に電車が来るため、タイミングの良し悪しで時間が大きく変わってきますので、1分1秒が惜しい朝は毎日バタバタです。
ところで、電車通学を始めて気付いたことが1つあります。それは、中国の出勤スタイルは私服だということです。朝の通勤・通学ラッシュは日本でもお馴染みですが、ここではスーツ姿の人は滅多に見かけません。他にも、皆さん(特に女性)スマホを入れたら他に何が入るんだ?という程の小振りなバッグを持たれているので、では淘宝や拼多多にある「出勤用におすすめ!A4も入ります云々」と謳うフォーマルな鞄は一体?という感じで、生活の中に日中間の文化的な違いを見ているような気がします。
中国語の勉強方法
自習を除き、最近では新たに2点、勉強方法の選択肢を増やすことができました。1点目はクラスメイトに意見を聞く、というものです。同じ班に上海で勤務経験のある日本人の方がいらっしゃる関係で、最近は毎日のように「○○という言葉は中国語では何と表現できるか」と質問し、お答えいただくことが多いです。教科書の中ではなく、生活の中の中国語を学ぶことができるので、とてもありがたいです。
2点目は、現地学生に尋ねる、というものです。浙江大学日本人留学生会経由で参加した赏樱迎新会において、日本語学科の中国人学生も多く参加されていたことで、中国語表現・中国の文化・おすすめ観光スポットなど、気軽に話せる相手に沢山出会うことができました。
3月末は特に博物館・美術館巡りに精を出していたのですが、ここで展示されていた作品は特に心に残りました。写真は、字が非常に美しいと思い、思わず撮ってしまった1枚です。