「想いを中国語で表して」浅野亜理紗(北京大学)

2月初旬に青島へ友人に会いに行った。久しぶりに海を見た時の情景を詩にして表現してみた。そして前学期のクラスメイトとの別れの時の時に感じた思いを残すため、短い中国語の歌を作ってみた。第一回目のレポートにも中国語で歌詞が書けるようになりたいと掲げたがその進捗状況として、恥ずかしながら始めに皆さんに2つ作品を共有したいと思う。

 

〈歌〉無題

〈詩〉海辺

留学が開始してから半年経ち、海外で生活するということ、そして留学するということは何か自分なりの簡単な定義を考えてみた。それは、言語、環境、文化、民族等、「当たり前」であったことが「当たり前」でなくなる、「当たり前」でなかったことが「当たり前」となることなのだろうと自分は感じる。これらの過程の中や日常で感じたことをそのまま脳みその記憶の部屋にしまっておく人もいれば、日記をつける人もいる。私自身は定期的に日記を書く習慣はないのだが、自分の感じた思いや残しておきたい言葉を記すためのノートを一冊持っている。何か書き落とす場合には最適な表現を見つけるために中国語を逐一調べているので、中国語の学習には役立つと感じている。スマホのメモ帳にせよ、一冊のノートにせよ、ぜひ生活の中で感じたことを中国語で記すことを試していただきたい。新たな発見があるかもしれない、もしくはその時の記憶や思いをより鮮明に残しておくことができるだろう。

 

新学期だが、授業が対面となった。新たな知り合いも出来た。そして新しい先生に出会い、一回目の授業にて先生から「打破藩篱(Break the fence/barrier)」という言葉と共に、留学生という枠をぶち壊し、北京大学の学生として行動し、北京大学の学生と交流・切磋琢磨していきなさいとのメッセージをいただいた。この言葉を留学最後の学期のスローガンとして掲げようと思う。

対面授業の様子

留学生向けオリエンテーションのゲームの様子