冬休みが二ヶ月あるうち、2月は凡そ丸々一ヶ月間休みということで、色々な場所へ遊びに行ってきました。その全てを載せることはできませんが、以下で順に振り返っていこうと思います。
一週間上海-苏州旅行
春節のお祝いムードもピークを過ぎたところ、2月の頭から8日まで、上海・苏州へ約一週間旅行に行ってきました。有名な外滩や、絶対に行ってみたかった上海迪士尼度假区、上海博物馆、そして豫园、上海城隍庙と、5日間かけて上海を巡ってきました。流石大都市・上海、どこへ行くにも人混みは避けられませんでしたが、だからこそ随所で人が集まるだけの魅力、そして人々の熱気をダイレクトに感じさせられました。
また上海博物馆では、北宋の米芾はじめ多くの書作品を見ることができ、これが無料で見られるとは!と感動しました。以下でも述べていますが、今回の旅行では時間が足りず行けなかった場所の方がむしろ多く、上海にはまた必ず遊びに行こうと思っています。そしておまけではありますが、上海には滨寿司が存在するという噂を聞いていたので、久々の生魚を存分に楽しむため、短い滞在期間中つい何度も足を運んでしまいました。
可园、沧浪亭、网师园、狮子林、拙政园、观前街…蘇州を練り歩く
蘇州滞在2日目は、宿泊ホテルのフロントに置いてあった「苏州旅图」を参考に、街をひとりとにかく歩いて歩いて歩いて回った一日でした。写真は狮子林での一枚です。獅子と謳われるに相応しい迫力ある岩に囲まれた、不思議な魅力にあふれる場所でした。苏州古典园林として世界遺産に登録されている場所も少なくなく、歴史ある街・蘇州を味わえた気がします。ただ、惜しくもその日は月曜日と、苏州博物馆の閉館日だったことだけが悔やまれます。なので、行けずに終わった場所もまだまだありますし、機会があれば再チャレンジしようと思います。その後、日も暮れ、部屋に戻って万歩計を確認してみれば3万歩を超えており、道理で足が痛いわけだ、と程よい疲労感のもと泥のように眠りにつきました。
山塘街の遊船
旅行最終日、山塘街にて遊船に乗りました。水鳥や釣り人(一応釣り禁止の場所です笑)を横目に、のんびり船に揺られていると、始めこそ景色に目を引かれつつも、終盤になるにつれ、旅行が早くも終わってしまう寂しさを感じてしまいました。上海・蘇州に限らず、北京や四川、山東など、行きたい所はまだまだあるので、もう高铁にも慣れたことですし、時間を見つけて、また旅行に出かけようと思います。
杭州植物园の梅花
大学近くの川沿いに梅が見事に花開いているのを見て、折角ならばと杭州植物园まで梅花を見に行った時の写真です。かすかに鼻先をくすぐる甘い香りが辺りに漂い、暖かな日差しも相俟って、春の訪れを感じるひと時となりました。また現在杭州では、3月末まで無料開放されている場所が多数あるようです。ここもその1つで、多くの見物客が花見やお喋りを楽しんでいました。
湖山镌永―杭州西湖历代摩崖题刻拓本展
先日、App「大众点评」で広告を見かけて気になっていた、「湖山镌永―杭州西湖历代摩崖题刻拓本展」を浙江西湖美术馆まで見に行きました。康熙帝、乾隆帝、蘇軾といった著名な人物らに加え、灵隐寺に見られる摩崖刻石など、本当に多様な拓本を見ることができました。特に灵隐寺の拓本は、実際に現地で摩崖を眺めて来たこともあって、嬉しさが一入でした。また、美術館そのものが西湖の白堤を渡った先、湖を視界いっぱいに臨む、非常に気持ちのよい場所にありました。
2023年春夏学期开始上课
さて、本日27日、2023年春夏学期が遂に始まりました。私は今期5-1班に所属することになったのですが、课程表を見てみると、案の定と言いますか覚悟していた通り、朝8時開始の授業が週2日あることが分かりました。覚悟と言いますのも、授業が玉泉校区で開講されるのに対し、私の寮は紫金港校区にあるため、8時に間に合うような約1時間の通学をこれから始める必要があるためです(これは単に、玉泉校区への引っ越しを面倒くさがった自分に責があるのですが…)。とは言え、念願の対面授業ですし、遅刻などして貴重な学習の機会を失しないよう、早寝を心掛けていこうと思います。
最後に余談ではありますが、居留許可と銀行口座の開設が年末近くになり、大学の財務課が冬休みに突入してしまい、実はまだここまで一度も奨学金を受け取れていません。流石に明日(2/28)中には受け取れると信じていますが、先ほど口座内の残高を確認してみたところ、13.81元と結構しっかり困窮していたので、今か今かと待ち遠しい限りです。
(2/28追記 先ほど12時に口座を確認したところ、これまでの分を全て含めて振り込まれていました!)