年末に雲南大学の期末試験が終わり、今は冬休みです。私は日本におり、休暇中は自ら中国語に触れる環境を作り出す必要があります。そこで参加したのが、完全無料のオンラインプログラム「漢語橋」です。漢語橋では中国の大学が国外の学生に向けて短期プログラムを提供しており、誰でも参加できます。私はインターネットで漢語橋の存在を知り、微信で「汉语桥 招生」と検索して自分の興味や予定と合うものを探しました。現時点で3校の授業を受けたのでご紹介します。
1校目は天津外国語大学(TFSU)です。漢語橋では各プログラムにテーマがあり、TFSUは中国古籍保护でした。中国古籍保护については事前録画された動画を見て学ぶのですが、難しく感じました。しかし、これも語学鍛錬の一環だと思い、全ての動画を真剣に見ました。ライブ授業では最新ニュースや喜劇など様々な題材を用いて中国語を教えてもらい面白かったです。ただ、予定が合わずあまり授業に参加できなかったり、発言できなかったりと、ほろ苦い「漢語橋デビュー」になりました。
2校目は杭州師範大学(杭师大)です。杭师大のテーマは杭州好东西で、杭州の非遗(無形文化遺産)である工芸品や食品について学びました。杭师大の授業は、大班に加えレベル別の小班や日中に参加できない人向けの晚间辅导课などもありました。また、杭师大の学生と語学パートナーになることもできます。各生徒の発言機会が多く、授業内容も大変魅力的だったので、機会があれば是非また参加したいです!
3校目は浙江科技学院(ZUST)です。テーマは相遇汉语桥,探秘机器人でした。応募時の説明にintroductory (入門的)と書いてあったので参加しましたが、ロボットに関する授業は計算式が出てきたりして文系の私には難しかったです。尚且つ英語だったため、録画授業は飛ばし飛ばし見ました。一方、中国語の授業では黒竜江出身の先生が地元から雪まつりや火鍋店の様子を生配信してくれることもあり面白かったです。
私は一時期授業を詰め込みすぎて、終日パソコンに向き合うことになり、首を痛めて医者にかかりました…。しかし、漢語橋を通じて様々な内容に触れることができ、参加して本当に良かったと思っています。冬休みも残り1ヶ月を切りましたが、漢語橋も含め色々な方法で中国語・中国文化を学んでいきたいです。