「中国人との交流、出会い方、交流の仕方」野村夢実(北京师范大学)

冬休みに入り、私は1月3日に北京を離れ遼寧省で年越しした。初めて高铁にも乗った。遼寧省には親族や知り合いが何人かいるため交流はすべて中国語だ。逆に日本語を話す機会がなく、中国語力の向上には良い環境だった。遼寧省にいる間、親族のおうちにお邪魔しているため、毎日本場の家庭料理を体験している。私からすると中国の東北地方の料理は日本人の口にも合うと感じた。遼寧省は北京と違い、东北方言があるため住民の話し方を観察すると怒っているように見えるが、実際は怒っているのではなく、そうゆう口調だということを知った。例えば普通话だと你做什么呢?と聞くことを、东北话は你干啥呢?ときく。东北话の方が人と人の距離が近いようにも思える。

高铁

沈阳北站の様子

春节に食べたご飯

春節のテレビ

さて今月は中国人との交流、出会い方、交流の仕方について話したいと思う。前期期間はコロナの影響で思うような大学生活が送れなかったため、中国人学生の友達は片手で数えるほどしかない。しかし彼らと交流していると、大半の人は日本文化にとても興味があり、特に日本の漫画やアイドル、ドラマに興味があるようだ。中には私も知らない漫画を知っている友人もいた。彼らと交流していると自分はそんなに日本の文化を知っていないなと感じた。そのため最近は彼らとたくさん交流するために日本の漫画を調べ、紹介できるようにしている。後期は大学では対面授業が始まり、中国の学生の授業を旁听できるのでたくさん友人を作り、中国語の向上に力を入れたい。また、中国のドラマなどを見ていると、中国では友人同士は奢り合いが多いなと感じた。例えば奶茶を奢り合ったりしている。日本ではほとんど割り勘なため少し慣れないが、奢り合いをすることで中国の友人とは仲が深まると思う。これからは積極的に中国の文化に合わせて生活しようと思う。
冬休みはあと一か月ほどある。北京に戻り、友人と旅行や、北京観光などをし、残りの冬休み、留学生活を存分に楽しみたいと思う。