北京語言大学に入って1番最初に出来た中国人の友人は、言語パートナーとして大学に紹介された大学院生の女性でした。中国語教師になることを目指す彼女とは私の隔離がまだ終わらないうちに知り合い、隔離中は毎日1時間ほどビデオ通話をして学校のことや街についての様々なことを教えてくれました。隔離が明けてからは、彼女と同じ寮の友達や、後輩などと一緒に買い物やバーなどにも連れて行ってもらいました。
北京語言大学には日本語や英語だけでなく、様々な言語の学科があるため、大学に紹介される以外にも、留学生が中国人の友達を作ることは簡単なことだと思います。去年の10月頃は日本人留学生がほとんどいなかったこともあり、大学構内で日本語を話しているだけでも日本語学科の中国人学生に話しかけられることが多く、その積極性に驚いたことを覚えています。また、日本語学科の学生に、日本人とご飯に行くという課題が出された時は、それまで知り合いでは無かった中国人学生ともご飯に行く良い機会になったので、その課題を出した先生に感謝したいです。このように、中国人の友人を作ることは、私が中国に留学するにあたっての1番の目的であり、楽しみだったので、半年という短い間にも様々な中国人学生と出会えたことは長い集中隔離を耐えたご褒美のように感じます。
残念だったことは、丁度中国人学生の友達が増えてきた頃に隔離が厳しくなってしまい、一緒に外出することがあまり出来なかったことです。隔離が明けた頃にはほとんどの中国人の友人が実家に帰省してしまっていたので、今は微信で日常生活のことや勉強のことについて連絡を取り合っています。私の中国人の友人は返信がとても早いので、困った時には本当に助けられています。来月には友人たちが帰省から帰ってくるので、直接話すのが待ち遠しいです。