「1月レポート」小松史弥(北京大学)

12月後半に学期が終了し、今月が中国で生活できる最後の1ヶ月でした。元旦を迎えてから1ヶ月は授業が完全にない期間だったので、コロナ制限下で思うように生活や旅行ができなかった北京での生活を挽回するために、多くの場所に訪れました。新年を上海で過ごした後、2日から約3週間の旅行に旅立ちました。三亚、深圳、广州、重庆、成都の順番で周り、各地の特色を存分に堪能することができました。

まず、北京、上海と寒い気候で過ごしてきた身体をリフレッシュするために三亚で1週間ほどバカンスを楽しみました。中国のハワイと称されるほど気候は暖かく、街の雰囲気も他の地域とは大きく異なります。(ただ天気がちょっと悪かったカモ…)また街並みは以前訪れたことのあるプーケット のような雰囲気があり、たまに中国に住んでいることを忘れてしまうほどでした。

深圳、广州は广东省という大きな括りでは同じ地域ですが、街の様子も大きく異なっていました。1972年の改革開放から開かれていた广州は、高層ビルが並びつつもどこか時代を感じる街並みが広がっており、それに反して深圳は街並みに限らず空港など訪れた場所全てが最先端で、今の中国を牽引する大都市が持つ科学力、技術力を体感することができました。

その後重庆、成都に渡ると、また大きく異なる街並みが広がっていました。私たちが中国と聞くと真っ先に思い浮かべる都市は北京や上海ですが、真っ先に思い浮かぶ中国らしさ、雰囲気は重庆や成都が1番近いのではないかと感じました。また中国の中でも美食の街として知られるこれらの都市では、ただただ永遠に辛いものを食べ続けました。激辛の上、日本の辛さとはまた違ったのでしっかりと洗礼を受けましたが、この場所でしか味わえない貴重な経験でした。

 

中国人との交流(出会い方、交流の仕方)

今月は中国人との交流について書いていこうと思います。しかし前提としてサークルに入っていなかった&現地でのオンライン授業ということもあり、あまり中国人と関わる機会は豊富ではなかったのが現実です。これが今回の留学で唯一の悔やみです。とは言っても、街中に出れば現地の方と交流する機会は多く、留学生だったからか日本以上に人の暖かさに触れることが多かったように思います。改めて国境、人種を超えた関係を構築することの可能性と必要性を感じました。

上海のホテルから見た初日の出

三亚でサイクリングしました

深圳の街並み

広州タワーからの景色

洪崖洞にも行ってきました

パンダ!