「中国人との交流(出会い方、交流の仕方)」伊藤 真弥(上海外国語大学)

私の中国人との交流について紹介していきたいと思います。

初めに私の抱いていた留学のイメージなのですが、中国に住めば毎日嫌というほど中国語を話す機会があると思っていました。実際は、デリバリーや配達などスマホ一つで何でもできるため、一日中部屋にいても何不自由なく生活でき、人と話す必要もないです。また本科生ではないため授業で中国人と知り合うということもありません。私はその状況に危機感を覚えいくつかのことを実践しています。

まず語学パートナーと積極的に連絡を取り、一緒に遊びに行くようにしました。食事に行く際は、あえて友達を誘ってもらい大人数で行くようにしています。日本に興味がある子や勉強したいと思う人も多いため、中国語で日本について説明する機会を得ることが出来ています。両国の違いについて話すこともでき新たな気づきが多いです。

次に行ったのは、日常生活で積極的に店員と会話することです。中国では洋服屋やドラックストアでも入店すると必ず声をかけられます。以前は苦手だったのですが、最近は自分の欲しい色や素材、形などを質問して欲しい商品を探しています。カフェではあえておすすめを聞いて注文することが増えました。またマッサージやネイルなどにも行き、施術中に店員さんとデザインの相談や雑談をしています。留学生と聞くと質問攻めに合うことも多いですが、楽しく会話していると自分の語学力の成長も感じられます。今度は市場で果物を購入しようと考えているのですが、その際に値下げの交渉もしてみたいため必要な単語などを調べているところです。

ほかにも以前から交流のあった友達と電話をして近況報告をしたり、春節が近いということで久しく連絡をしていなかった人に連絡したりしています。一年ぶりに友人に連絡したところ、反対に日本へ留学していたということもありました。またお互いの語学力が上がっていることにも気づくことができるため、勉強のモチベーションにも繋がります。

当初の想像より、中国人と交流する機会は限られていましたが、挑戦する気持ちを忘れずに冬休みも楽しみたいと思います。

上海の観光名所“豫園”です。春節が近いということもあり、兎年にちなんだイベントを行っていました。

大晦日の外灘は人で溢れかえっていました。コロナ政策は緩和されましたが、年越しのイベントは控え目でした。

ネイリストさんと相談しながら施術してもらったネイルです。“発”の字のみを入れる予定でしたが、“財”もないとお金が入ってこないよとアドバイスされどちらの字も入れてもらいました。

ディズニーストアの雰囲気も春節になっていました。私は春節の雰囲気が好きなので、思わず写真をたくさん撮ってしまいました。

電子パネルや街の飾りも新年使用になっているため、街に出るだけで年末年始の雰囲気を味わえます。