「留学する前のイメージと実際に留学してみて気づいたこと、新たな発見」金子 梨紗(北京語言大学)

北京語言留学のオンライン留学が始まって約4カ月が経ちました。12月31日現在、既に期末試験が終了した科目がいくつかあり、残りの科目も1月の第一週で終わります。第二週以降は2月末まで春休みとなり、自由な時間が増えます。私はこの期間を利用して中国語検定2級の勉強をしようと考えています。11月の試験では惜しくも筆記が1点足らず不合格となってしまったので、3月の試験では合格できるように取り組んでいきます。また、前期で鍛えたリスニング力やスピーキング力を衰えさせないためにも、引き続き個人レッスンは続ける予定です。春休みは前期の学習を見直す期間だと思うので、時間を無駄にせず過ごしていきます。

さて、今月のテーマは留学前後の印象ということですが、みなさんは中国に対してどのような印象を持っていますか。私の留学以前の中国に対するイメージは、どちらかと言うと“適当”などマイナスな印象を持っていました。しかし、実際に留学をして印象が変わりました。大学の先生方はみなさん真面目で授業も時間通りに始まります。また、中国時間では夜遅くにも関わらず、WeChat内で生徒からの質問を受けた際は真摯に答えて下さっています。日本は残業が多いとよく聞きますが、中国の先生方も休みなく働いている印象です。総じて、大学の先生方は本当に私たち留学生のことをよく考えて下さっているので、オンラインでもモチベーションが維持できています。毎回の授業には感謝しかないです。

最後に、新たな発見についてですが、私は留学を通して様々な国の留学生と関わり、より世界への関心が強まったと感じています。私はインド出身の留学生と特に仲が良いのですが、先日年末に行った家族旅行の写真を送ってくれました。インド南部の風景だったのですが、本当にきれいな場所で、タージ・マハルしか知らない自分を恥じました。このように、中国語をコミュニケーションの道具として用いて、世界のことを知れるのは言語を学ぶ最大の利点だと気づきました。今まで中国ばかりに焦点を当てていましたが、これを機に中国語を使ってコミュニケーションを取り、多くの知識を吸収しようと思います。