「留学生活で気づいたこと」井上勇一(中央戏剧学院)

日本と中国は距離が近いこともあってか似ている風習があります。9月にはお月見(中秋节)がありました。留学中の授業の中でも季節の行事など紹介してくださり、交流時の話題になります。交流していく中で気づいたのは、中国と日本の風習は似ているものもあるが実際の内容は少し異なるということです。

例えば12月には冬至がありました。日本ではこの日、かぼちゃを食べ、ゆず湯に入ることで、病気の予防をするということが一般的だと思います。一方、中国の北方の地域では餃子を作って食べ、南方の地域では牛肉か羊肉の入ったスープを食べるそうです。私が所属する大学院でも中国人の留学生がおり、何人かで餃子を作っていました。私も少しおすそ分けをいただきました。このように季節の行事を通して交流ができ、普段会わない人とも挨拶ができたりするので、非常に良い風習だと思いました。この体験を通じて風習などを実践し、残していくことの大切さがわかりました。

また中国と日本との風習の内容の違いなども交流時の面白い話題の一つであり、今後も風習等について勉強し、実践していきたいと思います。