授業が始まってから約3ヶ月が過ぎました。10月の下旬に期中テストを終え、やっと一区切りつけることができたころだと感じています。授業自体はほぼ午前中にあり、オンラインのため時間的に余裕があることから、問題なく勉強できていると思っていましたが、やはりテストとなると初めてのこともあり、どう対策するべきかなど少し悩みました。個人的には、期末テストではもっと良い成績を目指したいと考えさせられるいい機会になったと思います。そろそろ慣れてきた頃ではありますが、気を引き締めて日々の授業を大切にしていきたいです。
オンライン授業によって、現地留学に比べ中国語を話す機会は多くはありません。そのため最近、週に一度は前月のレポートで紹介したハロートークというアプリで友達になった中国人の大学生と電話で様々な話をしています。そこで、今回のレポートテーマである中国で流行っていることを聞いてみました。芸能人のゴシップや最近行われている“国考”などが話題のようです。その中でも私が特に気になった話題が“躺平主义”です。日本語では“寝そべり主義”ともいい、中国の若者の中で流行語にもなっているそうです。これにより中国の専門家は、社会的・経済的な圧力に対する若者の絶望的な感情が浮き彫りになったと指摘しています。この“躺平主义”とは、給料のために奴隷のように働くのはやめ、お金の奴隷にならないことや、生活水準に対して欲が低く贅沢な暮らしはいらない、例えばマイホームを買わない、恋愛をしない、結婚をしない、子供を産まない、職場での昇進を望まないことなどを指しています。この話題を気になった理由は、日本にも同じような風潮があるのではと感じたからです。昭和に若者だった者に比べ、最近の若者はこの“躺平主义”を持つ者は少なくはないと思います。現に、私の周りの友達に何人か当てはまる人がいます。考え方は人それぞれだと思いますが、特に強国路線を掲げる中国にとっては大きな問題とされるのではと感じました。それと同時に、違う国であっても若者の考えることが似ることもあるんだと興味深く感じています。
現地にいない分、中国の情報は自分から得ようとしていかないと知り得ないことが多いため、授業慣れしてきた今、中国のニュースなどを日々確認できるようにしたいと思います。