大学や授業について
私の通う華東師範大学は留学生の数が多いので有名なこともあり、入学手続きから授業開始までとてもスムーズに行うことができました。すぐにWeChatで留学生グループが作られ、境外学生はクラス分けテストが現地でできない分、事前に語学力を問うアンケートがチャットに送られました。それから大学側がレベルに応じてクラス分け表を送ってきました。私の場合、漢語国際教育学部の本科1年生の中に進修生として入ったので周りはほぼ高校卒業したばかりの学生でいつもWeChatが質問で溢れていました。ですが全てに先生はすぐに答えていたのでその点はオンラインでも不便は感じないと思いました。そして語学進修生と違うところが履修登録の面ですが、最初の1学期は先生が全て決めるらしく、すでに時間割が組まれていました。ここで少し悩んだのが、最初から学部の専門授業を選択できると思っていたのですが、本科一年生と同じこともあり前期は語学授業ばかりで、後期からは自由に選択できるといったところです。そのため前期は語学力を向上させることに重きを置いて、後期は大学院に向けて専門授業に打ち込みたいと思います。
授業は、VooV(zoomのようなもの)を使用しており、授業管理のアプリは“超星”で課題提出や録画授業の視聴をしております。ほとんどが録画授業の形式で、たまにしかライブ授業を行いません。何度も録画を見返すことができたり、自分の時間の都合に合わせることができたりするのはメリットではありますが、やはり現地で学んだ方が緊張感もあり、会話の量も多くなるため語学力は向上し易いとは思います。しかし今は仕方がないので、オンラインでのメリットを十分に活用していきたいです。
授業がない時
時間割からも分かるように、午後はほぼ空いている状況です。空いた時間を現地で過ごすことができないのは非常に残念に思いますが、私は日本にいるからこそできるのはアルバイトだと思います。月曜以外は、午前に授業を終え、課題提出などした後はアルバイトをしております。大学在学中から続けている塾講師で、体力的に疲れない業務なので帰宅後は予習復習を怠らずにしております。生活費や今後留学に行けた時のための資金に充てようと考えています。また、最近始めたのですが、アルバイトまで時間がある日や休みの日はHelloTalkというアプリで見つけた日本語を学ぶ中国学生と電話で交流をしております。「我想找到语伴」と一言載せただけで沢山の方からメッセージが来たので中国語学習者の皆さんにもお勧めです。
休日の過ごし方
ゆったりとその1週間分の授業の復習がメインですが、大好きな中国料理を食べにいくこともあります。最近は日本で話題になっていた上野にある“麻辣大学”というお店に行きました。本格四川料理があり、中でも大きな胡麻団子が有名なのでぜひ行ってみてください。店員さんやお客さんはほぼ9割中国人でした。料理もお店の雰囲気も本場を味わうことができたことがとても嬉しかったので、他のお店も開拓していきたいです。