「授業がない時の過ごし方 復旦大学 池田優美香

秋学期が始まってから1ヶ月以上が経ち、授業の進め方や普段の生活のルーティンが定まってきた。私の時間割は、ほとんどがお昼から夜にかけて授業があるので、朝の時間は予習や宿題をする時間にしている。放課後は、ほとんど出かけることはなく、次の日の授業の予習や宿題をしほぼ勉強漬けの毎日を過ごしている。コロナ禍で出かけることが減少し、オンラインで何でもできてしまうと全く外出しなくなってしまった。授業以外は、本当に面白味の無い生活をしていると自分で感じている。現在は感染者が減ってきたので、少しずつ外へ出来みようと思えるようになってきた。

他には、覚えたことをアウトプットしたいと思い、家族や友人、周りの人に中国語を教えている。例えば、日常的に聞こえてくる言葉など。東京オリンピックをテレビで観戦していた時に、卓球の試合で中国の選手団の皆さんが必ずと言っていいほど、観客席から大きな声で「加油!加油!」と叫んでいた。周りの人たちは言う、中国語を勉強していない日本人からすると、全く何て言っているかすらわからないと。だから意味が理解できて良かったと言ってくれた。来年の冬は北京で冬季オリンピックが開催されるので、テレビの中からたくさんの中国語が聴ける機会があるだろう。少しでもわかるだけで、楽しみ方が変わってくると思うので、これからも周りの人たちには中国語に触れてもらいたい。

また、中国語以外にも言語を勉強するのが好きな私は、この期間に英語の重要性についても改めて気付かされた。コロナ前は海外旅行によく出掛けていたのだが、この2年半以上の間、海外に行く機会が無くなってしまった。他の国にいる友人とコミュニケーションを取る際に、共通の言語が英語であるが、だんだん英語を忘れてきてしまったようだ。このような状況になっても会いたいと言ってくれる友人がいてくれるのに、なかなか自分か思うように言葉にできないもどかしさがある。だから、英語を学び直しをしようと思えるきっかけになった。中国語と並行して、多言語もさらに学んでいきたいと思った。コロナが終息し、また海外に気軽に行けるようになったら英語も中国語も使う機会が増えると思うので楽しみである。

先月、中秋節の時に月餅が食べれなかったので日本で売っている月餅を食べてみた。食べる前に写真を撮るのを忘れてしまったが…。この画像は、今年販売されていた復旦大学限定の月餅で、遠方の学生は大学から実家に送るために長蛇の列ができていたらしい。カラフルで色々な味があり美味しそう。