「留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い、困ったこと」高桑龍(華東師範大学)

秋学期の授業が始まりました。自分は春学期からの参加で、今回は前回に引き続く形だったので、生徒登録などの手続きはほとんど問題なくすぐに終わりました。しかし、春学期とは少しだけ授業のやり方が変わり少し戸惑いました。例えば、春学期には瞩目というアプリで授業をしていましたが、今学期にはvoov meetingというアプリに変更され、それに伴い授業時間が、35分4コマの授業から90分2コマとなり、少しだけハードになった気がします。1クラスの人数も増え、授業中にはカメラは先生以外オフになっているので、生徒間でのやりとりもかなり減ったのが少し残念でした。しかし、クラスメイトが教科書をシェアしてくれたのと、春学期に使用した教科書を引き続き使うことになったので、教科書代がかからなかったことは少し嬉しかったです。

留学に向けた思いとしては、当初は現地に赴き中国の経済情勢や政治について調査したいと思っていましたが、それができなくなってしまったので、とりあえずは語学力の向上に努めようとシフトチェンジをしました。しかし、モチベーションの持続がやはり難しいです。

困ったことは、春学期からの留学参加ということだったので、すでに半年間授業を受けていたクラスの中に途中から参加せねばならず、うまくなじめるかどうか、そしてクラス分けテストもアプリを通じて行われ、やり方がよく分からずに手こずったことです。対面であれば、クラスメイトと交流する機会は多く、テストも紙で受けられるために、オンライン留学ならではの困難がありました。

留学が始まって半年が経ち、授業も実質あと3ヶ月ほどなので、折角いただいた機会を無駄に終えないように残された時間を有意義に利用できるように努めていきたいと思います。

今月も特に載せる画像がないので、またドラマ紹介をします。

このドラマは、レッドクリフの韩三平が制作指揮をして、国内でも記録的な人気を誇ったサスペンスドラマで、面白くかつ言語も標準語なので中国語を勉強している方に非常におすすめです。