7月に留学生活が終わり、まもなく2か月が経ち、中国の大学はまもなく新学期を迎えることだと思います。1年間の留学生活を振り返って北京第二外国語学院の先生方やクラスメイトと会えないことへの実感が最近になってようやく湧き、少し寂しい感じがする今日この頃です。
今回のレポートではこれから留学される方へのメッセージを書いていきたいと思います。先日、中国が留学生ビザの発行を再開した、という嬉しいニュースを見ました。今年度出発の方は約2年ぶりに中国に行って中国語を勉強できることに心躍らせているのではないでしょうか。このレポートで私が皆様に一番お伝えしたいことは、現地に行く、行かないに関わらず、留学生活を自分の力で実りあるものにしてほしい、ということです。私は昨年1年間コロナで実際に中国に行くことは出来ませんでした。しかし、日本で自分なりのベストを尽くしました。だから、留学前に掲げた目標を無事に達成することができました。一方、8月の1か月間カナダに短期留学をしていたのですが、残念ながら、その留学は私にとって満足のいく1か月間とはなりませんでした。確かにカナダという国を自分の目で見て体感できる、という点は現地留学でしか味わえないものでした。しかし、英語学習という点において向上心、積極性に欠けてしまいました。オンライン留学と現地留学、両方を経験して、今感じることは、環境を言い訳にはできない、ということです。留学は現地に行っても行かなくても自分次第で何とでもなる、ということを中国とカナダへの留学を通して実感しました。
これから中国に留学される皆様は先が読めないコロナに不安を抱えていらっしゃるかもしれませんが、留学はとても楽しいものです。自分が一生懸命勉強した中国語で中国の方と交流できる喜びをぜひ体感してきてください。これから留学される皆様の留学生活が皆様にとって実り多きものとなることを心から祈っております。ありがとうございました。