「オンライン留学中に取り組んだ日中友好活動」飯塚のどか(北京語言大学)

中国語講座

オンライン留学中は日本の大学を休学していたのですが、大学から依頼があり、市民の方向けに開催される無料の中国語講座の講師を担当することになりました。

市民の方は10代から60代の方まで10名ほど参加してくださり、さまざまな年代の方々が中国語に興味を持ってくれていることがとても嬉しかったです。参加内容は初級レベルのもので、ピンインや発音などを10週に分けて丁寧にゆっくり解説しました。また、学習面だけではなく、中国語の歌や中国で人気のキャラクターなど文化面のことも紹介しました。

最初は時間内で講座を終わらせられるかどうか不安で、時間配分が上手くいかなかった時に焦ってしまって落ち込むことが多かったのですが、だんだん慣れてきて柔軟な対応をすることができるようになりました。また、中国語の歌を自分で翻訳したり、動画を作成したりと技術面で大変なことが多かったのですが、私自身も楽しく力をつけることができ、良い経験になりました!

講座用に作成した資料の一部

合同ゼミ

また、私の所属している中国文化論ゼミと、中国の蘇州城市学院の日本語学習者の学生との合同ゼミを今月の半ばにオンライン上で行いました。私たちは今執筆中の小論文や卒業論文について発表をし、蘇州城市学院の学生がそれについての質問やアドバイスをしてくれました。

私は司会をすることになっていたので数日前から緊張していましたが、なんとかやり遂げることができました。蘇州城市学院のリーダーの学生が、「飯塚さんの発音はとても上手です」と言ってくれて嬉しかったです。

蘇州は「東洋のベニス」と呼ばれるほど美しく、水が豊富な都市です。人生で一度は行ってみたいと思っていますが、この願いが叶うのは当分先になりそうです。蘇州城市学院の学生たちが「いつでも皆さんを歓迎します」と言ってくれたので、現地で使える中国語を身につけるためにこれからも頑張ります!

合同ゼミの様子(オンライン)