私が在籍している北京語言大学では6月20日から学期末試験が始まりました。選択科目はこの1週間で終わり、必修科目はその翌週に行われました。私自身の場合6月27日の試験をもって、昨年の9月から参加していた留学プログラムが終了しました。オンライン留学中はもちろん大変なこともありましたが、自分自身が決めたことを最後までやり抜いたことはかけがえのない経験となったと思います。
さて、今回のテーマは「オンラインでの留学生同士の交流方法について」です。今学期から上級クラスになりグループ活動が増えたので、前学期と比べて留学生同士の交流が増えました。また、授業内容も難しくなるので授業外ではWeChatを通して、留学生同士連絡を取り合い確認しました。必修の授業では日本人がいなかったので、確認を取る際は中国語でコミュニケーションを図りました。文法は恐らく違っていると思いますが、それでも伝わり、会話が成立したことが面白いと感じました。もちろん正確性も大事ですが、伝えようとする姿勢が何よりも大切だと学びました。今後はオンライン留学で出会った留学生たちと中国もしくはお互いの国で再会できたら良いなと思っています。
最後に、私は7月末から社会人になります。同時に中国語学習を始めてから掲げていた「中国語を使って働く」という夢が叶います。正直自分自身の中国語レベルはまだビジネスレベルに達していません。不安も大きいです。しかし、“机不可失,时不再来“という言葉があるように、自信が付くのを待っていたら機会を逃してしまいます。安定よりも挑戦できる環境で身を置きたい、そう考えた結果今後お世話になる会社への就職を決意しました。せっかく頂いたチャンスなので、留学後も変わらず学習を継続し努力を重ねて参ります。
補足として、就職活動に関しては新卒枠での就活ではなく既卒での就活だったので求人情報を探すのに苦労しました。(日本の大学は休学せずにそのまま卒業し、オンライン留学は大学4年生の9月から参加しました。)グローバル化が進む中で日本はまだ体制が変わっておらず、“新卒就職“が一般的であると感じました。もっと多様な働き方や採用方法が浸透すると若者が色々なことに挑戦しやすく、結果的にグローバル人材の創出へと繋がるのではないかと思います。