「北京語言大学の特徴、自慢」金子梨紗(北京語言大学)

留学生活も残りわずかとなりました。先生方が期末試験の話をするようになり、留学の終わりを実感しています。また、今月は留学と並行して就職活動もやらなければならず、気持ちに余裕がない月でした。加えてHSK6級の試験も重なり、自分の中で優先順位をつけるのに苦労しました。しかし、そういう時こそ一旦冷静になり、考えることが重要だと身を持って感じました。

さて、今月のテーマは「留学先大学の特徴、自慢」ですが、周知の通り私は実際にキャンパスに行ったことがありません。そのため、現地の雰囲気や施設については紹介出来ません。そのため、今回はオンライン授業を受けていて感じたことを紹介したいと思います。

私が感じる北京語言大学の良い点は2つあります。一つ目は、“小さな国連“とも言われているように、世界各国からの留学生が所属していることです。もちろん、中国語を習得するという意味では中国人と関わる方が良いかもしれません。しかし、中国語というツールを用いて、世界の文化を知れるという意味では最高の環境です。オンラインではありましたが、交流を通して今後行きたい国が増えたので、この大学を選んで良かったと感じました。二つ目は、授業の種類が豊富なことです。教科書を使って学ぶ授業に加えて、人文地理学や文化の授業、ニュースのリスニング授業、HSK対策、スピーキング授業、ビジネス中国語など多くの授業の中から選択出来ます。ただ教科書の内容を演習するだけでなく、様々な角度から学習出来るので、飽きずに楽しく学習出来る点が良いと思いました。

今回は私が現在留学している北京語言大学の良い点に関して紹介しました。現在中国留学を考えている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。留学の授業は後1ヶ月と少しですが、悔いの残らないように、置かれた環境でしっかりと努力していきたいと思います。また、今月末には中国語検定もあるので、手を抜かず対策をして臨みたいです。