5月の振り返り〉
期末試験が近づいてきました。もうすぐこのオンライン留学が終わると思うと、1年間あっという間だったなと思います。秋学期から現地留学できることを願いながら留学の情報収集をしていますが、現状はやはり厳しいです。感染対策をしながらの日常生活にすっかり慣れたと思いきや、心には何か大きな穴があるような気がします。
最近、中国人の友人が日本に引っ越してきました。友人の門出を祝う気持ちと同時に、渡航できて羨ましいという気持ちも湧いています。彼に「アルバイトの面接を受けたいが日本語に自信がないので一緒に面接対策を手伝ってほしい」と言われたため、電話をしながら面接対策をしました。まず私が面接で聞かれそうなことをリストに挙げ、彼が中国語で答え、私が日本語にするというように進めていきました。自分の抱いている疑問を相手が一緒に解決してくれるという良い関係を築けており、彼と友人になれてよかったと思いました。私たちはお互いに、中国語/日本語を見たら理解できるけれどうまく話せないという共通点を持っているので、積極的にやり取りをして楽しく学んでいきたいです。
北京語言大学の自慢できる点
自慢できる点は、やはり先生方が熱心に指導してくださるところです。特に、総合とHSK6級対策の授業は、履修していてよかったです。
総合の授業では、教科書の内容と関連した作文を書き、口頭報告を行います。
作文では書き言葉、口頭報告では話し言葉を使うことを意識しなければならないので、とても勉強になります。そして、提出した作文や口頭報告、教科書の練習問題などを全て添削して返してくれるので、本当に助かりました。
HSK6級対策の授業では、授業内でHSKの過去問を解き、先生の解説を聞くという形で行われました。時間を計りながらの模擬試験も何回か受けることができたり、作文パートの添削も全て行なってくれたりと、熱心に指導をしてくださいました。
また、私は現在日本の大学で、言語とジェンダーの関係について勉強をしています。中国語の辞書に見られる言語の性差を調べていたときに、中国で出版された辞書の編集者の男女比を知りたかったのですが、名前から性別を推測するのが難しかったため北京語言大学の先生にWeChatで質問したところ、丁寧に答えてくださいました。
オンラインでも充実した授業を受けることができたため、北京語言大学を選んでよかったです。これから中国留学を考えている方々にぜひお勧めしたい大学です!