今回のレポートでは私が9月からの留学を経て感じた北京第二外国語学院の魅力についてお話したいと思う。まずは私が留学先として北京第二外国語学院を選んだ理由は客室乗務員を目指していたからだ。なぜ客室乗務員と北京第二外国語学院がつながるのかというと、北京第二外国語学院に観光管理学部という特殊な学部があったからだ。とはいえ、私は语言进修生として入ったのでこの学部に入ることは出来なかったのだが、先生方の話を聞いていると中国国内でも観光分野において定評を受けているのは確かだった。
ここからこの1年間のオンライン留学を通して見えてきた北京第二外国語学院の魅力について話していこうと思う。まず1つ目は授業が本当に面白い、ということだ。必修の授業はもちろん、本科生の授業は先生の話すスピードも速いし内容も盛りだくさんだが、これから留学される方はぜひ受けてほしい。私はせっかく1年留学するのだから取れる授業は全部取ろう、という思いで他の语言进修生の学生より3コマ多く履修したが、特に成语故事と虚词の授業は楽しくて仕方ない。他の授業でも先生方が私たち留学生に楽しく中国語を学べるようにたくさんの工夫がなされている。例えば、新出単語を学ぶときにはその単語が歌詞に入っている歌を聞かせてくださったり、パワポをクイズ形式で作ってくださったりしている。
そして2つ目は様々な国の留学生と交流できる点だ。私のクラスだけで10か国以上の留学生が在籍している。授業の中で各国ごとに自分の国について話すことがある際には、一気に10か国もの文化に触れることができる。日本にいながらこんなにもたくさんの国の留学生と交流できるとは留学前までは正直思っていなかったが、今となっては自慢の1つとなった。
最後に、私にとっての自慢は何といっても先生方だ。私たち学生と先生方の距離がとても近い。連絡や質問はWeChatで気軽に受け付けてくれる。コロナでほとんどの留学生が中国にまだ来ることができないから、と現地の空の様子や大学の写真ををグループに送ってくれる。一番印象に残っているのは、ワクチン接種の副反応で授業を休まざるを得ず欠席の連絡を先生にしたとき、先生が熱が出た時の対処法、過ごし方などが書かれた紙と共に“打完疫苗要多喝水、好好休息!”のメッセージを送ってくださったことだ。
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体調不良で授業を欠席したときに先生が送って下さった写真
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先生が送って下さった大学の写真①
この1年でもっと中国のことが好きになった。もっと自分の中国語を上達させて中国に行ってクラスメートや先生方と実際に会うことがこれからの目標にもなった。残り少ない留学期間だが、今回の留学で知り合えた仲間、尊敬する先生方との貴重な時間を大切に過ごしていきたい。
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先生が送って下さった大学の写真②
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先生が送って下さった大学の写真③