現在クラスメイトが私ともう一人の日本人だけという事情も関係しているかもしれませんが、中国の先生方が授業日程や時間を柔軟に変更してくださる点が日本と異なると感じています。そもそも中国では祝日があると振替労働日が土日にあることに驚いたのですが、その関係で授業もよく土日に臨時で行われます。生徒数が少ないこともあり、先生は全員が参加できる日程や時間帯などを聞いて合わせてくださります。逆に先生が急用などで授業が夜に行われたりすることもありました。私が体調を崩してしばらく授業に出席できなかったときは先生がとても真剣に相談にのってくださり授業時間の変更なども提案してくださりました。このように先生との距離が近くWeChatで気軽に相談でき融通が利く点は中国の良いところだと感じました。
融通が利くといえば、先日横浜中華街のお店でも中国らしい光景を目にしました。中国人のお客さんで賑わうお店に入った際、店員さんがすでに座って注文を済ませた中国人のお客さんに混雑の関係で別のテーブルに移動をお願いしていて、お客さんも気にすることなく「没事儿!」と皿と箸を持って移動していました。日本で普段こうした対応はあまり見ないので、この何気ない一瞬の出来事に対してもふと中国を感じました。