約2か月間の春休みがあっという間に終わり、先週から新学期が始まった。前期はクラスに日本人が私1人だったが、今学期は3人に増えてとても心強い。
今回のレポートでは春休みの振り返りをしようと思う。春休みに入る前に立てた「ネトチャイを再開して、中国に毎日触れる」という目標をしっかり実行できた。中国語の勉強を毎日継続できた理由の1つに北京冬季オリンピックの存在があった。残念ながらテレビ越しにしか見ることができなかった。「自分が通っている大学はこのような場所にあるのだ」「やっぱり現地に行きたい」と思いながらオリンピックの中継を見た。私にとっては開会式で各国が入場する際に流れる中国語のアナウンスも1つの勉強で、この国は中国語でこうやって言うのか、と他の人とは違う楽しみ方をした。自分が知っている単語が耳に入ってくる感覚が本当に嬉しかった。開会式の時に習近平国家主席が「开幕!」と開会を宣言した場面で、たった2文字にも関わらず理解できたことに大喜びした時には、自分の単純さを感じた。それと同時に聞き取れない部分もたくさんあり、自分の中国語能力の未熟さも感じた。だから春休みだからと言って休むわけにはいけないと思った。おかげで新学期をスムーズに迎えることができた。
1年という私の留学期間も、はや半年が過ぎた。前期もあっという間に終わってしまったから後期もきっとすぐ終わってしまうだろう。今回の留学期間中に中国に行くことは恐らく出来ない。でもいつか絶対に中国に行きたい。会いたい人もたくさんいるし、行きたい場所も食べたい場所もたくさんある。今は中国に行けないかもしれないけれどいつかやって来る中国に行ける日のために、今の私にできることは日本で中国語を精一杯勉強することだ。来月にはHSK5級の試験も控えているので、とりあえずはHSK5級合格に向けて準備を進めていきたいと思う。また、スピーチコンテストもあるので、そのような中国人の学生と関わることのできる機会を大切に、中国語学習に対する楽しみをさらに見出しながら中国語のレベルアップにもつなげていこうと思う。