留学が始まった9月から早くも半年が過ぎました。最初の1か月は、オンラインでの授業形態や中国語のみでの授業に慣れるだけで精一杯だったことを思い出します。授業を楽しく受講できるようになってすぐに冬休みが来てしまった印象です。そして、まさか半年後も現地に行くことが叶わずにいるとは夢にも思っていませんでした。北京五輪の開会式を見に行こうと秘かに考えていましたが計画倒れしてしまい残念です・・・。
今回のレポートでは、前期を終えての感想と反省、後期の課題と目標を改めて書き出しておきたいと思います。
前期の感想と反省
前期の中でも前半は中国語の授業に慣れることが特に大変でした。なぜなら、これまではほぼ独学で、大学時代の専攻も中国語ではなかったため中国語で授業を受ける経験が0だったからです。そのため先生の言っていることがほぼ分からないという日が続きました。オンライン中国語教室で事前に耳を慣らしたつもりでしたが、「~したつもり」という慢心がさらに良くなかったと思います。しかし、幸いにもオンライン授業だったため、授業後に録画を見返しわからないところは何度も聞いていました。その成果もあり、1か月ほどで授業中に先生が良く使う言葉や単語、定型的な質問文は理解できるようになりました。反省点は数えきれないほどありますが、あえて上げるとすると3点あります。それは、「予習復習に力を入れなかったこと」「授業を聞いていないことがあったこと」「授業中発言しなかったこと」です。授業に慣れ気持ちが緩んでしまったこと、真面目に取り組むことより自分のやりたい学習を優先させていたところがありました。また、発言機会はあったのですが、「みんなの前での発言が恥ずかしい・伝わらないと不安」といった語学学習者あるあるを発症していました。今振り返ると中国語を話す機会を自ら潰してしまい惜しい気持ちです。
後期の課題と目標
上記で挙げた反省点をもとに今後の課題として、「授業をメインにした学習計画を立てる」「周りの目はほどよく気にしない」の2点を考えました。授業でインプットし、それをもとにアウトプットしたいと思います。また、授業中に周りの目を気にして発言できないことが多かったのですが、話の流れや他の人の意見は踏まえた意見を出すなど大切なところは気にするという意味も込めて「ほどよく」を入れました。この課題を達成した上で、半年後には「自分の意見を10秒以内に中国語で説明できるようになること」を目標として掲げたいと思います。
このレポートを書く前に、半年間の自分を振り返ってみましたが改善点がたくさん見つかり慄きました。後期の目標は、現状の自分のレベルから考えても少し達成が難しいと思います。しかし、留学期間に後悔を残さないためにも高い目標を達成し、自分の中国語力に自信を持てるようになりたいです。また、まだ現地へ行くことへの希望を捨てたわけではないので、いざ中国へ行くという時に物怖じしないよう少しでも多く中国語力を向上できるように励んでいきたいと思います。