「前期を終えての感想」飯塚のどか(北京語言大学)

自分の成長を感じた場面

自分の成長を一番感じたのは、中国語に耳が慣れてきたことです。9月に授業が始まったときは先生の話すスピードが速すぎて、本当についていけるのか、下のレベルのクラスに変えた方がいいのか悩んでいましたが、とりあえずやれるところまでやってみようと思い履修を続けました。その結果、何とか聞き取れるようになり、先生が授業の合間に話してくれる世間話も面白いと感じることができるようになっていました。ただ、先生が言うには、これでもまだ留学生用に話すスピードを落としているようなので、好きな中国のバラエティ番組を見たり、音楽を聴いたりして、さらに耳を慣らしていきたいです。

オンライン留学による勉強面での変化

勉強面での変化は、デジタルでの勉強がメインになったことです。日本の大学のオンライン授業を受けていたときは、アップロードされている資料を印刷したものに書き込みながら授業を受けていました。しかし、オンライン留学が始まってからは、資料をiPadに取り込んでノートアプリを使いながら授業を受けるようになりました。本文の内容を理解したり文法・単語の問題を解いたりと1回の授業でやることがたくさんあったので、デジタルでの勉強はとても便利でした。しかし、私はもともと文房具が好きということもあり、紙のノートを使う機会がぐっと減ってしまったのは残念です。後期はアナログとデジタルを上手く併用していきたいです。

前期の授業ノート

前期の反省点

前期の反省点は授業を履修し過ぎてしまったことです。単位を落とすことはありませんでしたが、個人的には全て中途半端にやり過ごしてしまったように感じたので、後期は予習復習の時間に重点を置きたいです。

また、間違うことを恐れてしまい自分から発言することが少なくなってしまっていたので、後期は積極的に発言していきたいです。蘇州大学のオンライン授業を受けていたときは、問いに答える前に考える時間が長く与えられていたのですが、今学期は授業の内容も多く進行も早かったので、理解することで精いっぱいになっていました。ただ、実際の会話では長い時間話す内容を考えることはないので、現地に行けた時のためにアウトプットの機会を増やしていきたいです。

前期のまとめ

前期は長いようであっという間に感じられました。授業も学生のレベルも高く、みんなに置いていかれないように、左手に電子辞書、右手にペンを持ちながら必死に授業についていく日々を送っていました。後期も多くの知識を吸収していきたいです。

また、周りの人に中国のオンライン授業を受けていると話したら、オンライン留学も中国留学も珍しいねと言われました。言われてみるとそうだなぁという気持ちです。大学に入って中国語を学び始めたことや、オンライン留学を選択したことに後悔は全くないので、(でも今の状況は悔しい)これからも興味のあることに全力で取り組んでいきたいです。