留学期間1年のうち、いつかは現地に行けるだろうと思っていましたが、中国には行けないままあっという間に半分が終わってしまいました。まだまだ世界中でコロナウイルスの流行は収まらず、もはや現地に行くことは諦めかけてしまっていますが、残りの留学期間を有意義な時間にするためにも前期を振り返り反省すると同時に、後期の目標を改めて確認したいと思います。
まずは前期の授業で反省したい点がいくつかあります。私は日本の大学を休学していたので基本的に平日朝はアルバイト、午後からは授業という生活を送っていました。授業にはしっかりと参加していましたが、アルバイトとのバランスが上手くとれず、予習や復習が間に合わなくなってしまったことがあったのが1つ反省点です。
2つ目の反省点は、発言する機会が与えられるがゆえに積極的な授業への参加ができていなかったことです。以前月次のレポートでも触れましたが、華東師範大学はすべての学生が発言できるよう、どの授業でも毎回必ずグループワークをさせてくれます。学生には定期的にアンケートの回答が求められ、授業では発言の機会が多いか、先生の教え方はどうか、常に教育環境を改善しようと取り組んでくれているように感じます。そのおかげで、自分からなかなか発言できない人にも発言の機会が与えられるのですが、私はその環境に甘えてしまい、自ら発言するような積極性を出せませんでした。
発言の機会が与えられるとは言え、やはり授業中に積極的に質問したり、自ら先生の問いかけにこたえているクラスメートは前期終了時には自信をもって話せるようになっており、逆に授業中先生にあてられたとき以外発言しない人、極力発言することを避けていた人はどんどん自信を無くしてしまっているように感じました。前期の授業を通して、明らかに前者のほうが成長できることを客観的に見て実感したので、後期は最初から意識して積極的に授業に参加していきたいです。
最後に後期の目標についてですが、留学開始前、目に見える目標として、前期でHSK5級、留学終了までにHSK6級に合格するという目標をたてていました。前期の間にHSK5級合格という目標は無事に達成することができましたが、まだまだ5級も実力が足りてないと感じるので、後期も引き続き5級の勉強を続けつつ、残りの留学期間で6級レベルまでたどり着けるよう勉強に励んでいきたいです。現地に行けようが行けまいが、「充実した留学生活だった」と言えるよう、残りの留学期間も気を引き締めて頑張ります。