たくさんの人に助けられた1ヶ月 小川 一馬 北方工業大学

・北方工業大学は留学生のサポートが良い
9月2日、入学手続きや留学生活に不安を抱きつつ北京首都国際空港に到着すると、2人の北方工業大学の学生に迎えられ、バスで大学まで移動した。大学に着くと入学手続きや入寮手続き、銀行の開設などを行なったが、中国人の学生が手伝ってくれたため難なく手続きを終わらせることができた。そこで出会った学生たちに食堂のご飯をご馳走してもらった。1人で行動することの不安が解消され、友人ができた安心感から食堂のご飯はとても美味しかった。こうして留学生活は幸先の良いスタートを切れた。

大学の入り口にて 他の多くの留学生も到着していた

・ルームメイトはモンゴル人
入寮5日後、モンゴル人のルームメイトが到着した。部屋に入って1番最初に取り出した荷物がボクシンググローブだったことには驚愕したが、お互いスポーツが好きなことからすぐに打ち解けた。彼は2年生だったため寮の設備やルールは全部教えてもらい、共同生活における部屋のルールも定めた。モンゴル人の留学生は彼の他にも8人ほど居るため、一緒にバスケットボールをしたり、ショッピングへ出かけたりもした。

景山公园にて ルームメイトと観光

モンゴル人留学生たちとショッピング

・授業はとても難しい
北京に到着して1週間後、授業が始まった。クラス分けテストの結果、最も上級のクラスに配属されたが先生の話すスピードが速く、現在でもあまり聞き取れてないのが現状である。同じクラスの韓国人留学生仲良くなれたため、彼と助け合いながら授業を受けている。

・北方工業大学では言語パートナーができる
授業が始まって1週間後、中国語専攻の留学生が集められ出身国ごとに中国人の学生と2人1組のグループを作らされた。どうやら留学生と外国語を学びたい学生が相互に学習できる仕組みで、中国人の友人を作りたかった私にとっては僥倖であった。私の言語パートナーはコンピューター科学専攻の张志铬くんで、私がシステムエンジニアをやってたこともありすぐに仲良くなった。彼とは週に2回ほど相互に学習し、彼が週3、4回ほどジムに通っていたため私も通い始めた。中国人の学生と接点が少ない自分にとって、言語パートナー制度は非常に魅力的であった。

言語パートナー(右から2番目)たちとの交流

・まとめ
留学へ来て1ヶ月間本当に多くの人々に助けられ、特に大きな問題もなく学生生活を送れている。留学前に準備した日本の観光地の写真とお菓子は、外国人留学生とのコミュニケーションを取る上で非常に役立った。中国語でのコミュニケーションには苦労しているが、友人ともっと内容の濃い会話できるようにこれからも勉強に励んでいく。